2005/10/29



今回の作戦はブルー・グレー・ブラウンの3名による緊急作戦だ。
相模湖周辺における新フィールド攻略が今回の任務である。



これまで数々の戦場を生き抜いて来た輸送戦闘車両ノアで出撃。





AM8:30、作戦フィールドに到着。
山の向こうでは既に我が軍と共同作戦中のシールズ・デルタ・第72レンジャー大隊が戦闘を開始していた。
B52による空爆の音と米軍のヘリのローター音が明け空に響いていた。




「ここが今回の戦場か…。ベトナムに居た頃を思い出すぜ」
などと、当時はまだ生まれてもいないはずのブルーがふと一言呟く。
その横で、シャコタンによる急坂と悪路走行の連続で既に疲労困憊状態のブラウンが地面に倒れていた。



戦闘の音が徐々に近づいている。早速、戦闘準備を整える。
右手に見えるのがM4R.I.S改ナイツ仕様。左はM733コマンドのダットサイト・サイレンサー仕様だ。




今回のフィールド全容だ。
ほぼ平面だが、斜面も使えるように設計されている。
至る所に遮蔽物が散りばめられており、なかなか楽しそうな戦場だ。

「うおお、僕ちん来てよかった感謝感激アルジャジーラ〜」
グレーがたまらず雄たけびを挙げるが、メンバー全員で黙殺。




準備が整った。戦死前に、もとい戦闘前に記念撮影。
左がグレー、右がブルーである。
これが生前最後の写真とならなければ良いのだが…。




こちらはグレーとブラウン。
気合と迫力は十分だが、果たして戦場でこの勢いが発揮されるかどうか既に今から不安なブルーであった。




ブルーの装備・サイドアームを借り、デルタメットを装備したグレー。
その姿はさながら本場のデルタ隊員である。




部隊の準備も整い、慎重に全線へ向かうメンバー。奥に見えるのはデルタチームだ。

グレー「お、エロトピアが溝に捨ててる!」
ブルー「ウホッ、帰りに拾って行こうぜ」
早速注意を怠る二人。この先が思いやられる撮影者のブラウンであった。




その時、背後から敵の部隊が突如現れた!
「敵だ!」
誰かが叫んだ。後方から忍び寄る4人の敵部隊を発見!
不意打ちをつかれた我が軍だったが、臨機応変に反撃を開始した!




真っ先に動いたのがグレーだ。
「ちっ、ここは俺に任せろ!」
体を低くし、遮蔽物に駆け寄るグレー。その姿が頼もしい限りだ!
どうやら敵部隊は10〜13人前後のようだ。




敵部隊の猛攻!
どうやら敵部隊も新鋭らしく、味方が一人、また一人と戦死していく。





味方の部隊が応戦。
先行したグレーの給弾を援護する。




このフィールドは遮蔽物が多いものの、一度止まるとなかなか先に進めない。
さすがのグレーも苦戦する。



「アパーム、弾を持ってこーい!!」




味方の一人が勇敢にも斜面を駆け上がる!
この戦場では斜面からの攻撃が一番有利なのだが、斜面を上がる途中は援護がないと無防備なのだ。

「ここは俺に任せろ!」
彼の活躍により徐々に敵部隊を追い詰めていく!





ブルーを発見。かなり全線に移動している。
ちょうどこの場所はフィールド中央の大きなハウスの外壁。
よって中は見えず、CQBさながらの近接戦闘が起こる場合もある危険なゾーンだ。




と、敵部隊のスナイパーがスコープに目をやった!
そのスコープが捕らえたターゲットは・・・

「ブルーだ!まずい!」




「おい!ブルー!狙われてるぞ!!」
味方が思わず叫んで知らせたが、ブルーは斜面からの攻撃に身動きが取れないでいる。




その時、敵スナイパーの銃口が火を噴いた!
もはや、ミスショットを願うしかない。

祈るような気持ちでブルーの方に目をやると・・・




ブルー、奮闘するも戦死。

戦いは、その後敵奇襲部隊を全滅させた我が軍がかろうじて勝利した。




我が部隊で、唯一生き残ったグレー。




その表情には、激戦を耐え抜いた安堵の笑みが浮かんでいた。
写真もそれっぽく白黒にしてみた。





しかし、背後から怪しい人影が。
「俺だけ戦死なのは納得いかん!グレーも道連れだファイヤ〜!!」
一発の銃声と共に、地面に倒れこむグレー。

戦争とは、常に悲劇しか生まない愚行なのだ・・・。



END



多少ギャグを含みましたが、三人とも非常によく動け、キル数もかなりの成績を収める事が出来ました。
フィールドは、経験のない平面という事もあり、とにかく走った印象があります。
また、単なる平面ではなく、溝や川も設置されており、フィールド中央にあるキルハウスはさながら市街戦を連想させるスリリングな物でした。
おかげで、翌日は太ももが筋肉痛になってしまい、地獄を見ました・・・。

今回目立ったのは、グレーの活躍。
斜面を駆け上がり、丘の上からのピンポイント射撃が功を奏し、キル数も12以上という快挙を成し遂げています。
ブルー、ブラウンは平面での戦闘でしたが、苦戦するも各5キルという成績でした。


*今回は、相模湖ピクニックランド第二フィールドにてS.M.U.o.W様の貸切ゲームに飛び入り参加させて頂きました。
今回は本当にありがとうございました!


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