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我々國士関東支部に新たな作戦命令が下った。

『千葉に位置するフィールド「スプラッシュ」を攻略せよ』

チームとしては今年最後となる作戦であり、隊員にも緊張が走った。
前回、ブラウンとグレーが事前偵察を行っていた事もあり、攻略はさほど問題視されてはいなかった。
しかし、この油断が後の激戦を過熱させることになったのだった・・・。


今回は残念な事に、
防犯の為自室に自分で仕掛けたブービートラップを解除できなくなったブルーが不参加となってしまった。




前回の地獄の渋滞を避けるため、首都高から9号深川に入り、辰巳から湾岸線に入る。
しかし、高速は思いのほか空いており、時間的には余裕の出撃となった。


「傭兵部隊大尉が現地で合流する予定だ」
イエローの話によると、イエローがベトナムにいた頃知り合った傭兵部隊でトップクラスの腕を誇る戦士が今回同行するようである。
現地集合との事なので、楽しみにクルマを飛ばす一同。






その戦士は、我らが到着した時には既に戦闘準備を終えていた。
まだ19歳という若さだが、その姿からして隊員としての腕はもはや疑うものは皆無であろう。

本来彼の装備はカラシニコフAK47スペツナズだが、

なんと多弾数マガジンを忘れてしまい急遽サブウェポンであるMP5で参加していた。

イエロー思わず「何やっとんじゃ!」




そのイエローだが、なんとまあ皆が知らないうちにちゃっかりとウェポンを強化していた!

Sシステムを1Jカスタム、さらにはダットサイトを装備している。バッテリーは9.6V仕様という変わり様だ。
リーダーが横で「ニヤリ」と笑う瞬間をブラウンが見逃さなかった。リーダーだけは承知の上だったようだ。

一同思わず
「何やっとんじゃ!!」




そして、今回初お目見えとなったグレーのNEWナイツだ。
フルメタル仕様、メカBOXはシステマ製のフルチューン(1J)、バッテリーはイエローと同じ9.6Vという最強ウェポンである。




フルメタル、さらにはほぼプラスチック部分は無いほどのカスタムであるが、これが思った以上に軽い。
取り回しも良く、連射速度もハンパではない。交換されていない部品はボルトくらいのものだ。
フロントサイトは削り落とされ、バレルもM733コマンドよりも縮小されている。レイルシステム上部には「
M4 CARBINE R.A.S」の文字が。

リーダーとブラウンは事前に知っていたが、他のメンバーともども驚き(嫉妬ともいう)を隠せない。

一同思わず
「何やっとんじゃ!!!」


尚、今回ブラウンがM249ミニミで参戦する予定だたが、諸事情により配給が遅れてしまい不参加に終わった。

ブラウン思わず
「何やっとんじゃ!!!!!(怒)」



さてこのスプラッシュだが、1ゲーム20分が2回で1セットという独特なゲーム方法が魅力のフィールドである。
1ゲーム終わっても間髪入れず次のゲームが始まるので、非常に効率がいいのだ。
これにより、多い場合一日20ゲーム近く出来るので、リーダーもホームコースの変更を考え中である。



AM10:00、作戦開始。



SR‐16を構え敵を追い詰めるリーダー。
地面は小雨によりぬかるんでおり動きが取りにくく、味方も敵も熾烈な戦いとなっていく。




今回も前回活躍したグレネード付M4で奮闘するブラウン。
しかし、気温が低すぎるためガスが気化しなくなり思うように使えない。

この現象はブラウンだけでなく、サイドアームを持つ隊員も生ガスを放出するばかりで全く使えない過酷な戦場となっていった。




戦闘が混迷する中、最前線で戦っていたレッドが敵の銃弾に倒れた!

部隊長の静止も聞かず、レッド救出に向かうメンバー。
一気に最前線に突入し、負傷したレッドを担ぎ上げ警戒しつつ衛生兵の下へ。

「我々は、仲間を絶対に見捨てない」






今回奮闘したのはレッドとリーダーである。

レッドはこの日10以上の敵を殲滅、猪突猛進の任を見事果たした。
リーダーも慣れないナイツではあったが正確な射撃で奮闘を見せた。






戦闘が膠着し、しばし休憩。
ブラウンとグレーがなごやかにくつろぐ・・・




「おめえら気抜きすぎだ!立てこのバカども!」

憤慨したイエローがハートマン教官宜しく銃口を向ける。
しかし、勢い余ってトリガーを引いてしまうイエローであった。

イエロー、一気に
2キル




なんといっても、この日最大の敵は敵部隊ではなく「雨」であった。
なんと、1ゲーム開始直後からポツポツと。しかし、すぐ止むだろうと気にはしていなかった。

何せ、事前の天気予報は
「晴れのち曇り、夕方から一時雨」である。

しかし、終わってみれば「雨のち曇り、夕方から一時晴れ」である。間逆じゃん。

実際は一日小雨ざんまいという天気だったが、おかげでメンバー皆泥だらけという惨状に。

また、午後2時過ぎくらいから気温の低下が著しく、ゲーム終了後ミーティングもそっちのけで焚き火で暖を取るメンバーが続出。しかし無理はあるまい。


とはいえ、総合的にはゲーム数の多さには皆大満足。

また、パワーチェックもしっかりと管理しており好感が持てる。
被弾の基準も比較的緩やか(兆弾などの緩いヒットはOK!)なので、思い切った動きをする事が可能なのは嬉しい。もちろんゾンビなんぞは×だが。




これを以って、2005年の國士無双関東支部としての活動は終了。

しかし、まだメンバーにはやりきれない隊員が多数いるので、ゲリラ戦を展開する可能性大である。


以上、報告終わる。


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