2005/01/07




*何やら一枚目の写真からオーブのような霊体現象が写っているように見えるが、
これはただのホコリが写りこんだだけであり、決して我が國士無双の人間に悪霊を呼び寄せる程の力はないのでこの点に関してはご容赦頂きたい。


いよいよ我が國士無双関東支部の実力が試される時が来た。

今回はなんと3つもの強豪チームと合間見えるのである。
戦術的にも戦略的にも、今までの我らの訓練の程が試されるのである。

今回の作戦にはリーダー、イエロー、グレー、ブラウンの4名が参加。
対する強豪チームは以下の3チームである。


Storm.Mobility.Unit.of.Wako

AirGun Fitness Club

代アニーズ


いずれも國士以上の戦闘レベルを持つと言われる屈指の戦闘の達人達である。



作戦当日、朝5時半起床。
恐れていた寒さは身を潜めており、今日一日は思う存分動けるだろうと楽観視した。

6時過ぎにグレーが到着。相変わらずの荷物の多さに驚くブラウンであった。
寒さはあまりないとはいえ、朝方の寒さはさすがに身にこたえる程で、グレーも到着早々息を切らしていた。

その後、メンバーが揃いいざ成田へ。
高速を降り、のどかな田舎道を走っているとリーダーが異変に気付いた。

「道、凍ってねえか!?」

見ると、なんと日陰の部分が凍っており、通り過ぎる民家などに止まっている車の屋根が真っ白だ。
やはり今年の寒さは異常である。

途中、昼飯を買うためにコンビニに寄った時、我々はその寒さに驚愕したのだった。

「うおおおおおおおおおお〜寒い!俺は帰る!!」

あまりの寒さに錯乱したイエローを全員で押さえ込みつつ、買うものを買ってそそくさと車に乗り込んだ。

その後、車一台がやっと通れるあぜ道を何度も脱輪しつつイエローが用意した地図を見て進む。
途中、AFCのやたろうさんの車がフィールドと反対方向へ走るのを見て、後を追いかけて迷子になるという失態もあったが、その後なんとか今回の作戦部隊となるフィールド「ユニオン」の到着した。





到着早々、その設備の良さに我々は驚いてしまった。
広い待機場所、綺麗なトイレも去ることながら、荷物運搬用のトラックまで用意されていた。

また、寒さの折凍えて動けない我々のために、ドラム缶での焚き火も用意してあるというサービスの良さに、一同は涙を流しながら感激するのであった。




ホップ調整・試射スペースである。
手前には物置用のテーブル、奥には的や距離表示などが設置されておりとても良心的な作りとなっている。
ブラウンが試しにグレネードモスカートを撃ってみた所、16発しか入れていないにも関わらず5mしか飛ばない事が判明し、
ゲーム前からグレネードが使い物にならない事を知って肩を落とすのであった。






肝心のフィールドだが、ブッシュは濃くも薄くも無く非常にいい感じに茂っている。
また右の写真のような人工的遮蔽物も散りばめられており、作戦を立てるのが楽しみに思えるほどであった。




フィールド内の通路は狭すぎず広すぎず。
また、場合によっては勝敗を左右しそうな物見櫓も設置されている。

「実はこの櫓からうっかり落ちて命を落とした兵士の霊が夜な夜な現れてゲーマーの予備マガジンから弾を奪うという噂が・・・!」

突然グレーが不気味な話を始めたが、この手の話にめっぽう弱いリーダーとブラウンがすぐさまグレーに弾幕を浴びせ、チームの連携に危機を与える前に事なきを得た。





フィールド内を一通り確認した後、戦闘準備を整える。
が、とにかく低い気温と強い北風の中準備がまあ進まない進まない。迷彩パンツを履くにも寒くてズボンを脱げないのだ。

「うおおおおおおおおおおおもうガマンできん!ヤケドしようが知った事かあああああああああああ!!」

あまりの寒さに、今度は我を忘れたブラウンが薪の燃え滾るドラム缶にダイブしようとしたが、
間一髪の所でリーダーのバーンズバージョンの弾丸がブラウンのこめかみを貫き、危うく大ヤケドを逃れたのだった。

その後も寒さに耐え切れず、ドラム缶の側から離れようとしないメンバーを引きずり戻すを繰り返す事2時間、ようやく支度が整った。



AM10:25



戦闘開始まで後5分。
今までに感じた事の無かった緊張感がメンバーの間を包み込んでいた。
リーダーは今回、老朽化したM4A1に変わりバーンズバージョンを持ち込んだ。
グレーもNEWナイツを見事復活させ万全を期す。





甲高い警笛の合図とともに、遂に戦闘開始。
同チームの代アニーズの勇士達が先陣を切る。
我が國士は代アニーズの後方支援とフラッグゲットを担う作戦だ。





グレーとブラウンが先行し敵の引き付け・通路を確保する一方、、リーダー・イエローがフラッグに迫る作戦だったが、
予想以上の弾幕にあっという間に膠着する。予想以上に苦しい戦いになって行く。
相手は強豪、AirGun Fitness Clubなので当然の事態だ。




フィールド中央には廃墟のような小さな建築物が3つあり、ここが最前線となり激しい銃撃戦が続く。
敵は真っ先にこの建物を占拠し、我が軍に全線を突破出来なくさせていた。

恐るべき行動の素早さと連携に、当初の作戦を放棄し死闘を覚悟するメンバー





苦しい戦闘が続く中、ブラウン、イエローとメンバーが次々と倒れていく。
そんな中、リーダーは敵の死角となる遮蔽物をうまく利用し、僅かな隙間から敵をピンポイント射撃で圧倒する!

しかし、両軍共に弾幕が絶えず交差し、味方の犠牲も軽視できなくなっていく。





ついには、國士では群を抜くウェポンを持ち最前線で奮闘したグレーも戦死。
我が軍の力量ではこの程度なのか・・・
そんな不安が頭をよぎる。

(注)何度も言うが、写真に写るオーブのようなモノは心霊現象ではなくホコリなどのゴミであり、決してグレーが霊をおびき寄せている訳ではないのでご安心頂きたい)





しかし、そんな不安を一蹴したのがリーダーであった。
代アニーズの先行部隊とうまく連携し、かろうじて初戦を勝利に導いたのである。
戦いの後も、休む間もなく次戦に備え給弾するリーダー。
思わず隊員一同、羨望の眼差しをリーダーに向ける。


んが、二戦目はあっけなく國士は部隊もろとも全滅

しかし、三戦目はイエローが初フラッグゲットを達成するなど功績を残した。
それに比べてグレーとブラウンは
開始1分も持たずにご戦死遊ばされたのだった。




日が陰り始めた頃、その悲劇は起こった。



「ぎゃあああ!!」

ブラウンの凄まじい悲鳴がフィールド内にコダマした!
塹壕で敵の猛攻を迎撃中、ブラウンが凶弾に倒れたのだ!





激しい血しぶきを上げながら、バタッと倒れるブラウン。
んが、激しい銃撃の音で倒れたブラウンに全く気付かないメンバー。





5分後、マガジンリロードで後ろを振り返ったグレーがぐったりと倒れているブラウンに気付いた。

「リーダー!ブラウンが死んでます!」
「まずい!息してねえぞ!誰か、急いで人工呼吸だ!」

・・・誰も動こうとしないメンバー。
さすがに男同士、接吻は御免こうむりたいのである。
仕方なく、周囲をイエロー、グレーが警戒し、リーダーが心臓マッサージを行う。

「よし、何とか息は吹き返したようだ!ブラウン連れて後退するぞ!」





動けないブラウンを2人掛かりで引きずり後退する。

「コイツ重いっすね!帰ったら強制ダイエットさせましょうや!」
「そうだな、帰ったらシールズに強制従軍させるか」

薄れ行く意識の中で、2人の会話をしっかり聞いていたブラウンは激しく困惑するのであった。




ズルズルと引きずられる姿はみっともない事この上ない様である。
帰国後は、彼の実家にはこんなハガキが送られるであろう。

「貴方のご子息は愚かにも戦死されました」




・・・愚かな戦死写真の連続掲載大変失礼致しました。

國士が後退した後は、同チームであった
Storm.Mobility.Unit.of.Wakoの活躍により戦いは勝利を収めたのであった。




今回、友好チームと初の交流戦、4つ巴戦などを経験したが、あまりのレベルの高さに我が國士関東支部は大苦戦であった。

しかし、部隊の連携や個人の動きなどは前回にも増して良くなっており、
日に日にそのレベルは高まっている事が確認されただけでも高評価と言っていいだろう。

今後も交流戦などに積極的に参加し、互いに向上出来る様勤めたい。メンバー全員の思う所である!



ご一緒に参加された Storm.Mobility.Unit.of.Wakoさん、AirGun Fitness Clubさん、 代アニーズさん、
大変充実した一日をどうもありがとうございました!



○被害報告○

ブラウン:300連マガジン3本故障。
リーダー:300連マガジン1本故障。
戦闘後のメンテナンスの重要性を思い知るハメに。


グレー:ナイツ本体プラスチック部破損。
M16、M4系の致命的弱点部。対策はメタル化以外になし。
テイクダウン時に外すボルトが緩くなってきたらクラックが入っている可能性大なので注意。


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