2006/03/18







待ちに待ったユニオン・インドア戦。

前回に引き続き、
Storm.Mobility.Unit.of.WakoAirGun Fitness Club代アニーズとの四つ巴作戦である。

前回のスプラッシュ定例にて結成された「
変な棒出し入れ連合軍」による合同訓練であり、
この卑猥なネーミングの連合軍に代アニーズさんは
強制参加という形になってしまった。


今回は残念な事に、リーダー・士長が仕事のため不参加であったが、変わりに
ブルーが半年振りに戦線復帰した。





今回國士から参加したのはブルー・グレー・ブラック・ブラウンの4名。

この日のために、ブラックはエースウォーターレプリカODヘルメットと無線を装備。
グレーもデルタ用のチェストポーチを装備した。
ブルーは6カラー迷彩とシールズベストを装備、ブラウンも無線を装備し完全インドア仕様で作戦に望む。


今回、約半年ぶりの参加となるブルーだが、「
この半年間何をしていたんだろうか」という疑問が隊員達の共通意見だった。
という事で、部隊に合流したブルーをすぐさま拷問にかけて自白させたところ、とんでもない事実が判明したのである。

当初、ブルーはリーダーと同じグリーンベレー部隊に所属していたのだが、密かに
SEALの訓練を受けていたというのだ。

思えば、最近AK47が欲しいだの、ブラックホークダウンよりティアーズ・オブ・ザ・サンの方がおもしろいだのと発言もどこかおかしいとは思っていたが、
まさかSEALに入隊しようとしていたとは!

さらに、訓練と称してSEALチーム6と同行し、アメリカやヨーロッパに独断展開し
世界のパツキン美女とウハウハだったというのだ。






皆で話し合った結果、ひとまず
射殺しておく事にする。


こうして、3人の特殊部隊+死体一体+荷物を積み込み、一路戦場へとハンヴィーを飛ばす國士部隊。

車内では、神妙な面持ちでグレーが本部に無線連絡をしていた。
『ブルー、K・I・A・・・ブルー、K・I・A・・・』







今回の戦場は、新たにユニオンに登場したインドアフィールド「U−BOX」である。

フィールド内は細かい所まで作り込まれており、遮蔽物もいい感覚で設置されている。



建物に関しては
一箇所を除く全ての建築物が通路で繋がっているという、安全地帯がまるでない危険な作りである。
また、建物二階は窓が多く、スナイパーにとっては凄まじく有利なポイントが随所に設置されているのだ。

さらには、3つの屋外へ繋がる通路があり、突入経路として活用出来るなど訓練には最適な環境だ。







今回、我が國士部隊にとってこのインドア戦は非常に苦しい戦いであった。

ゲームを始めてみれば、最初に全滅するのは決まって國士。
他の3チームの驚異的な動きに全く対応できない燦燦たる有様であった。

特に脅威だったのは
Storm.Mobility.Unit.of.Wako。
アタッカーと援護側に別れての動きが連携の域を超えていた。
味方の時は非常に頼もしいが、敵に回れば脅威以上の存在であった。

AirGun Fitness Clubも、その素早さと突っ込みの果敢さには國士は手も足も出ない状況であった。
特にスナイパーには非常に苦しめられた。


唯一光を見せたのは
代アニーズと組んでの立てこもり戦で、
この時だけは代アニーズとの見事な連携で戦死者0、突入側を残り2名にまで圧倒した。

しかし、通常ゲームのセミ戦・特にフルオート戦では組んだ他チームの援護がやっとの状況で、
多大な迷惑をお掛けしてしまった感が否めない内容であった。


慣れない初フィールドである・リーダーが不在だった、などというのは言い訳である。
個々の隊員レベルに於いて、まだまだ訓練不足だという事を露呈してしまった作戦であった。












ここで、その訓練不足のいい例をご紹介しよう。
以下は、作戦行動中の隊員を撮影した物である。
「なんかどこかで見た覚えがある」というのは気のせいであるので深く考えないで頂きたい。





個別作戦行動中、味方のハンヴィーがRPG7による攻撃を受け立ち往生、走行不能に。

周囲を民兵に包囲された中、2人のデルタ隊員が勇敢にもブラックホークからハンヴィーに降下した。
唯一生き残り足を負傷したドライバーを救出し、2人は車内にて援軍が来るまで戦っていた。





地元民兵の数は次第に増え続け、その数は数千にも及んでいた。
その中で、孤立しながらも確実な射撃でハンヴィーに民兵を寄せ付けないデルタ隊員。





「ローディーング!」

絶えず撃ち続けているため、車内には空のマガジンが散乱していく。





止む事無く続く銃撃に、ついにはマグチェンジが間に合わずサイドアームであるガバメントで応戦するブルー。
しかし圧倒的な敵の多さにすぐさま弾丸が底をついてしまう。





「グレー、拳銃の弾倉をよこせ!」









「・・・!?」
「どうしたブルー!早く装填しろ!」
「・・・マガジンが入らん」
「・・・何だと!?ブルー、お前のサイドアームSIGじゃないのか!?」


「・・・
ガバメントなんですけど・・・」





「ノォーーーーーー!!!!」





「バシュッ」

その時、一発の弾丸がブルーの頭部に命中した!
そのままガクっと後方に倒れるブルー。





「ゴーディ・・・じゃなかったブルーーーー!!!」

グレーが慌てて車内に駆け込むが、既にブルーは息絶えていた。

その後、一人奮闘したグレーも民兵により射殺されてしまい、部隊は全滅してしまったのである。



後日、この勇敢なるデルタ隊員二名には名誉勲章ならぬ
「ヘタレ・オブ・オナー」が授与された。
この劣勢を、次回のスプラッシュ定例で挽回しようと心に誓う4人であった・・・。






ちなみに、今回の醜態は、勿論リーダーにはナイショである。


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