2006/04/02



1993年3月・コソボ。

アルバニア系住民が運動する「コソボ共和国」・コソボ解放軍と、独立に反対するセルビア系ユーゴ連邦政府との内戦は泥沼化していた。
これに対し、コソボ独立を支援し和平交渉を提案したアメリカだったが、ユーゴ政府はセルビアのほぼ全土を実質上アメリカが占領という和平案に反発、これを拒否する。
アメリカとNATO北大西洋条約機構はこれを機に武力介入を決断、セルビア全土に空爆を開始したのだった。

加えて、アメリカは極秘裏に地上部隊を派遣し、ユーゴ側の地対空ミサイル設備等を無力化する作戦を行っていた。
尚この作戦には、アメリカSOCOMと日本国陸上自衛隊の特殊作戦群の合同作戦も含まれていた。


この作戦に参加した隊員は
全12名
これは戦場カメラマンが捉えた、戦場の真実である。





敵地上部隊掃討作戦を展開中の特殊部隊兵士達。
全軍の指揮を統制するのはグリーンベレー隊員。




死と隣り合わせの戦闘前、彼らは何を思うのか。




周囲を警戒しつつ進軍する隊員達。
敵の地対空ミサイルサイロ周辺は3個師団にも及ぶ防御部隊が展開しているとの情報だ。
果たしてこの中の何人が生きて帰れるのか。




進軍の途中、先頭の隊員が敵地上部隊を発見。
突然の銃撃が周囲の静けさを破る。
すぐさま攻撃する隊員。叫び声と銃撃の音が響き渡る。




銃弾が飛び交う中、徐々に敵との距離を詰めていく。
状況把握の為の無線交信も欠かさない。予め決めていたチームごとに散開し、敵を包囲殲滅する。





敵急襲部隊を追い詰めた先に現れたのは、敵防御部隊の拠点と思われる場所であった。
すかさず全軍で包囲し、拠点を占拠する。





敵拠点を占拠、状況を作戦本部に無線連絡する。
戦死者1名、負傷者2名を出したが、敵防御部隊の拠点を占領。
周囲の安全をレンジャーとデルタ部隊が確認し、死傷者を護送するためにナイトストーカーズを呼ぶグリーンベレー隊員。

予想以上の敵の抵抗に作戦変更を余儀なくされる。





救護ヘリの到着後、夜を待ってミサイル施設に急襲をかける作戦に。

敵部隊の残存兵力が依然掴めず、まずはフォース・リーコン部隊が先行偵察を行い、
SEAL3・グリーンベレー・デルタフォース各部隊が時間差急襲、その援護を陸自特殊作戦群とレンジャー部隊が行う。
尚、空からもナイトストーカーズによる援護掃射を要請する。





ナイトストーカーズ到着まで、周囲を警戒に出る隊員達。





間もなく到着するとの無線を傍受、目視でヘリを確認する隊員達。

しかし次の瞬間悲劇は起こった。





突然の轟音とともに空に閃光が光った。
到着寸前のヘリが爆発し、黒煙ともに地上に落ちていく様を隊員達は目の当たりにしたのだ。
「これでは身動きが取れない!負傷者を置き去りには出来ん!」
デルタ隊員も動揺を隠せない。





その時、またもや突然の銃声が辺りに響く。
友軍のヘリを撃墜したと思われる敵防御部隊の一斉攻撃だった。
一斉に迎撃に出る隊員達。負傷者を中央に、その廻りを囲む様に散開する。





応戦する隊員。
SEALチームが突出し、一人ずつ撃ちながら後退、を繰り返す。
その両端をグリーンベレーが左右から間接クロス射撃。
レンジャーと陸自特殊作戦群がこの2部隊の援護。
この中をデルタフォースがスピードを生かし撹乱しながら敵からの集中砲火を防ぐという迎撃システムだ。





戦闘は4時間近く続き、敵の猛攻も限界点に達した。
その隙を隊員達は見逃さなかった。
一斉に総攻撃、デルタフォースとレンジャー部隊が左右から回り込み、敵部隊を包囲殲滅する作戦に出た。

結果、敵地上部隊は壊滅、生き残った兵士も逃亡を図った。





その後、ほぼ無抵抗の地対空ミサイルサイロを破壊、戦場を後にする隊員達。

彼らは今も尚、世界中の紛争地帯で命を掛けて戦っているのだ。
















ホントは全員日本にいるんですけどね。


とまあ、前回が非常に情けなくカッコ悪い作戦報告にしすぎてしまったので、
今回はドラマっぽいくまとめてみました。


戦場カメラマンを勤めてくれたブルーに感謝!


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