2010/03/20 デザートストーム川越 Kホビー定例会


3月11日に発生した、東北関東大震災。

我々の住む関東地方でも震度5強という揺れに見舞われ、大混乱に陥った。
20日に久々に休日が取れたので、どこかで定例参加は以前から計画していたものだが、この震災によって参加は白紙に戻された。

やはり事態が事態であり、各交通網の分断、通行止め、またガソリンの買い占めという愚かな行為を行う一部の人間のせいで用意もままならないという理由だ。

震災から一週間が経っても、都内ではガソリン供給がままならず。普段通っているフィールド側はどこも通常営業はしているようであったが、フィールドまで行く高速が途中で通行止めであり、行きたくても行けない状況だ。

そんな中、以前から気にはなっていた埼玉のフィールドに偵察がてら行ってみようという計画が直前の土曜日に立ち上がった。
関越自動車道を使うのだが、今回の震災ではさほど影響がなかったようで、またフィールド側でも震災のチャリティーゲームを行うという事で、行くならここしかないという事で場所は決定した。

だが、相変わらずガソリンがないので前日の土曜の時点でガソリンが入れられなければもちろん中止という条件付。

そんなこんなで、土曜の仕事を片付けた後、早速都内のスタンド巡りを決行したが、4箇所並んで入れられたのは10L。スタンド探しに使ったガソリン分を補充しただけでどうにもならない状態である。
やはり明日は駄目か、とほぼ諦めていた時、幹線道路からちょいと入った場所に4,5台程度しか並んでいないスタンドを奇跡的に発見。

並ぶ事僅か10分、店員がガソリンメーターを覗き込む。見るとあと1メモリを切っている。
「あー、これはやばかったですね」と店員。
「どのくらい入れられますか?」と聞くと、「
20リッターまでなんですが、お客さん殆ど入ってないんで5000円分までいいですよ」との意外な回答が!

そんなこんなで33.5リッター程度をゲットし、メーターも半分以上を指している。というわけでなんとかゲーム決行と相成った。

しかし、ゲーム前日のため、また行くかどうかわからなかったので自分ですら準備もしておらず、今回参加出来たのは3人であった。


朝7時に出発、環八を北上し関越に乗り10分程度、川越ICで下りて約10分と、都内からのアクセスは思いのほか早い。
震災の影響で道が空いていたせいもあってか、僅か50分で現地到着。

が、フィールド入り口の所に謎のポールが立っており、ブラウンハンヴィーが通過するのでギリギリであった。
これはフィールドが河川敷横にあり、不法廃棄をするトラックが入れないように設置していたものであるとの事。
ブラウンハンヴィーが車幅1800mmでギリギリだったので、これを超えるクルマだと入れないので注意が必要だ。






フィールドはリニューアルしたばかりのようで、東側が市街地、西側が土を盛った砂漠エリアという構造になっている。
市街地はバトルシティのような感じで、建物自体は多く、また距離も多めに取って配置しているので意外にもバトルシティよりも動きやすい。
砂漠エリアは盛り上がった土以外は特に遮蔽物もなく、また路面には大きめの石がゴロゴロしており、足を取られることがある。ただし、いい位置に走りこめれば市街地から来る相手チームを入れ食い状態に出来る所もあり、なかなか面白そうなフィールドである。

フィールドの広さはデザートユニンの半分くらいといったところか。
ざっと横150m程度、奥行き70mくらい?





そして今回、久々に新しいウェポンが導入されたのでシェイクダウンを行った。
こちらはマルゼンのM1100ガスブローバック。
ちょっとガス漏れしているが、バンバンカートリッジをはじき出す撃ち味がなんとも心地よい。グレーがブラウンから強奪して使用した。
カートリッジには5発程度入れられるが、フルに入れると飛距離が恐ろしく減るのでほぼ単発での使用となった。




M1100を失ったブラウンはこちらの東京マルイのM3を使用した。
3発同時発射で固定ホップではあるが、30m程度は跳んでくれるのでハンドガン・エアコキ戦にて活用した。初速は78mと意外と良い。




今回の参加者は74名と、この状況を考えると決行集まったなあという印象。
また義捐募金の箱も設置してあり、皆当然のように寄付を行った。

ゲーム料金は飯付き3000円(フィールドリニューアル記念で通常より500円引き)で、このうち500円を募金に回すという事であった。
4月からは3500円に戻るので、注意が必要。




上空では、フィールド近くにある航空自衛隊入間基地から飛び立つC−1輸送機が頻繁に見受けられた。
やはり、東北方面へ全て飛行しており、おそらく被災地へ支援物資を運んでいるのだろうと推測。




今回は砂漠フィールドという事で、グレーは3CのBDUとLBT6094の組み合わせ。
ヘルメットはプロテック社製B2にウィルコックスの旧型マウントを搭載。SEAL装備である。



ブラウンも3CのBDUにRAVの組み合わせ。ODA装備である。胸にはブレードテック社のガバ用ホルスターを設置。
リッパーは準備が間に合わず、PMC衣装にEAGLE社製プレートキャリアwithカマーバンド装備での参加となった。



陸と海、部隊は違えどSOG(スペシャルオペレーショングループ)という事でコールサインパッチを使用。
http://www.youtube.com/watch?v=1PAKj0E_TDI&feature=related




作戦行動中、不審な小屋を発見。
M1100でダイナミックエントリーを行うSEAL隊員。後方からグリーンベレー隊員が援護する。




小屋を警戒するSOG隊員。結局、不審な人物はおらずただの便所ということが判明した。




戦闘行動中のリッパー。
SEAL TEAM 10のスカルフロッグキャップが目を引く。急ごしらえの黒のフリースにデザートタイガーのパンツの組み合わせは全く違和感がない。




遠距離の敵を警戒するリッパー。距離があるとはいえ、うっかりしていると敵の射程内に入っていることもしばしばあるので注意を怠ると危険だ。




勢い余って味方を誤射してしまうリッパー!!
・・・ではなく、たまたま前に出た味方チームの人がやられた時に敵を射撃中のリッパーを写したものだ。






・・・と思いたいw




こちらは砂漠エリアから市街地に向けて制圧射撃を行うグレー。
グレーがいる場所が砂漠エリアの最前線であり、一番集中砲火を受ける場所でもある。
この場所で5分以上留まって戦うグレー!




すると孤立無援で戦いを続けるグレーの元へ、続々と援軍が終結!グレー、ここは腕の見せ所である!




・・・と、次の瞬間被弾するグレーwフィールドを去る後姿が寂しげである。





こちらはブラウン。
砂漠エリアから市街地へ向けて戦闘中。砂漠エリアは遮蔽物がなく、ヘルメットに付いているダミーPVS14のせいで被弾すること数え切れずw




M3を発射するブラウン。RAVに付けているカートリッジホルスターが初めて役に立ったエアコキ戦のシーン。



こちらはグレーとブラウンの共闘シーン。
エアコキ戦は市街地側のみという狭いエリアで行ったが、なかなか白熱のゲーム展開となった。



という訳で、久しぶりの初参加フィールドを堪能。

フィールドとしては、市街地側からのチームの勝率が80%以上という問題があったものの、一日遊んでも楽しめるなかなかいいフィールドであった。
ただし、千葉のフィールドに慣れているとフィールドの狭さがちょっと気になるかもしれない。
また、隣接してモトクロスコースやエアラジコンなども跳んでおり、昼休憩中にはフィールド上空を零戦が飛び交うというシーンもあった。

フィールドの安全管理は徹底されており、ポリカーボネイトのシューティンググラスやオークリーなどの防弾グラスでも、着用して隙間ができるようなものは使用不可である。ゴーグルタイプのものが必要である。
また、利用規約に「無線の使用はご遠慮ください」との記述があるが、実際は普通に使っても大丈夫のようであった。

まだ余震も続いており、ゲーム中に緊急地震速報がなり緊張が走る場面も発生。念のためにゲームは3時で切り上げて帰宅の徒に付いた。


リニューアルしてからは参加者もほぼ毎回100名越えという人気なので、定例ゲームとしてはなかなか活用しにくいかもしれないが、参加者のマナーも非常に良く、皆フレンドリーで協力的。是非一度は参加する事をお勧めできる優良フィールドである。


デザートストーム川越公式ホームページ
http://www.desertstorm-kawagoe.com/index.html


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