季節は６月、梅雨に入り蒸し暑くなる日々が到来した。
アウトドアサバゲーマー達にとっては憂鬱な時期だが、今回は幸運にも週末は好天に恵まれ無事ゲームを行う事が出来た。
だがしかし時期が時期だけに、これからは蒸し暑さとの戦いである。
当日は、土曜日からの暑さが尾を引いているかのように気温は下がらず、朝の時点で既に２０度以上をキープ。
午前１０時近くになると２５度近くになり、第１ゲーム終了時点で汗だくで戻ってくる隊員達。
わかってはいた事だが、さすがにこの気温に慣れるまでは皆体力の消耗が半端ではなかった。
フィールドは割りと久しぶりとなるスプラッシュだ。
前回利用した時と比べてブッシュは鬱蒼と濃く生い茂り、太陽光を遮りフィールド内は薄暗い。
ゲーム当日は午前中は日が差していたが、午後からは次第に曇り始め、さらに薄暗くなり視界が悪くなった。
そして今回は蒸し暑さに加えて最大の敵が大量発生。藪蚊である。
もちろんこれも皆想定内なので、各員防虫対策で対抗。刺されて発狂する隊員は幸いにもいなかったが、
ゲーム中に耳元でブウウウウンと妨害する奴等は鬱陶しい事この上ない。
そんなこんなで始まったゲームだが、内容は特に大きな問題もなくクリーンな一日になり十分楽しめた。
この朝からの高気温に、なかなか装備を用意せずにのんびりする隊員達。
シェフがこの気温を考慮してクーラーBOXを持ってきてくれていた。
弁当やドリンクなど、腐らせる可能性もあるのでこれからの季節には必要不可欠なアイテムである。
第１ゲーム前、まだまだライフゲージ１００％の隊員達は余裕顔である。この２０分後、事態は急変するのをまだ知らない・・・。
ゲーム参加総数は約５０名と、非常にやりやすい環境でゲームを堪能できた。
近頃はどこのフィールドも常時１００名を軽く超える飽和状態の中、このフィールドはその地形の過酷さからか、穴場的なフィールドである。
とにかくスピード、急襲が売りの我がチームにはベストなコンディションであった。
何ゲームか消化したところで、早くも体力の限界が近づく隊員達。
午前中は日差しが照りつけ、フィールド内は風も通らず、少しでも膠着すると汗が滝のように流れ出し、
曇り防止対策をしたはずのゴーグルが曇りだす。
３ゲーム目終了の時点でグレー隊員はご覧の有様である。
まるで上半身だけスコールに降られたかのような濡れっぷりである。グレーだけに留まらず、ほぼ全員がこの状態であった。
午後になると日差しが消え徐々に曇り出し、風も出てきていくらか快適にはなった。が、
蒸し暑さは変わらず隊員たちを苦しめており、その影響はついに隊員達の脳にまで及ぶハメに。
M１４EBR。トリガーハッピー社のコンバージョンキットを組み込んだ外装フルカスタム仕様である。
ゲーム中、速攻で死んだ隊員たちがセーフティで暇を持て余し、このタイガーのメインウェポンであるM１４EBRを手に盛り上がる。
次のゲーム開始時間が迫ってきてもM１４EBRは返却されず・・・
仕方なくたいがーはサブウェポンのM４ディフェンダーでゲームをするハメに。
そしてさらに壊れた隊員達は、何故かセーフティでマグプルDVDを実演し始める。
突然の事態に慌ててカメラを向けるG隊員。それを見てニヤリとほくそえむタノ隊員。
そしてここぞとばかりに暴れだす。他のチームから浴びせられる冷ややかな視線を感じる。
どう考えてもマグプルDVDには登場しない戦闘フォームを披露するコン隊員。
極めつけのウジ隊員のスライディングフォーム。
結果股間を強打ししばらく動けなくなるウジ。
マグプルDVDを見すぎるとこうなるので注意が必要である。
次回はさすがに体力の消耗を考えて、平坦なフィールドであるSEALｓ定例に参加予定である。
SEALｓはスプラッシュ以上に藪蚊が多いそうなので、次回も防虫対策を忘れずに。
