前週のレイド貸切に引き続き貸切ゲーム強化月間の第２弾、デザートユニオン貸切である。
真夏真っ只中という事で、今回ももちろん猛暑の中の決行。今回は連合チームのヴァルキリーズが幹事を務めてくれた。
今回も連合４ﾁｰﾑ、全１８名程が終結。國士からはブラウンとウジが参加。
今回もレイド同様皆猛暑対策は万全。朝の時点で３０度を軽く越えており、クーラーボックスは必需品だ。
國士定例会では殆ど利用する事がないこのフィールドだが、完成当初から評判のいいフィールドであり、砂漠迷彩が利用できる数少ないフィールドとして人気が高い。
フィールドは開けており視界が利くので、ゲーム開始から敵チームの動きがわかる。
遮蔽物も多いが、敵の動きを予測して射撃ポイントをずらすなど森林フィールドとはまた違った戦術を必要とする。
遊園地の人形が乱立していた左手前のエリアは人形がほぼ撤去され、今はテントを設置してある。
ご覧の通り真夏は雑草が生い茂り、砂漠というよりはもはやサバンナである。ウッドラント迷彩の方がむしろいいくらいである。
ありがたい事にセーフティには以前のＳＥＡＬｓと同じく扇風機が稼動！
それでも準備の段階で皆汁だくなのだが、時折風も吹き抜けるのでレイドよりはマシかな？とこの時は思っていた・・・。
今回進行役を勤めたカズ氏。貸切といえどしっかり運営してくれていた。
ふと殺気を感じ振り向くとそこにはユッキー氏。今回はライトセーバーではなく刀が！！
相当な猛暑のため皆装備はベルトのみやチェストリグで望む。
一番左に写るユッキーは刀で遊びすぎて準備の時点で体力半減。
今回約２年ぶりの復帰となった今は亡きチームA.F.Cのリーダー、やたろう氏。
現役時のスピード、機動力は今も健在か？
カメラを向けると刀で切りかかろうとする麻薬王・リッパー氏。
続いて背後からユッキー氏に切りかかるリッパー氏。この後セキ氏のＭ６０で蜂の巣にされる。
熱中症対策でフィールド側から朝昼晩と３回飲むようにと渡された塩タブレット。
ユッキー氏が皆に定期的に配るが、もちろんしょっぱくて美味しいものではないので皆飲むのを嫌がりそこらじゅうで銃撃戦が発生する事態となった。でも全員ちゃんと摂取した。
ダイスケ氏の新兵器、ＵＳＰドットサイトカスタム。ドットサイトをどう使うのかは彼のみが知る。
仕事着のままＬＲ３００を構えるやたろう氏。
この２年間で幸せ太りのため持っていたＢＤＵを着れなくなったという事実は秘密にしておくので安心して欲しい。
ゲーム開始当初から日差しが強く、容赦なく隊員の体力を奪っている。
第１ゲームから３０代連中は足がもつれて走る事もままならず死にまくる！！
Ｇ３６Ｋカスタムを今回も投入するダイスケ氏。
リコイルは軽いが撃ち味は最高に良い。だが本人曰くＨＫ416の方が使いやすい、との感想だ。
次世代Ｍ４流速カスタムを使用するイノーバ氏。この開けたフィールドでの射程距離は強力な武器になった。
朝九時からビールに飲まれる。
Ｍ２０３グレネードランチャーを撃つＱ氏。音と白煙が大迫力だが、フル装填すると射程距離は１５ｍ程・・・。
機動力があるタノ氏もこの気温の中では動きが鈍る。
ハンドガンのみの軽量装備で軽快な動きを見せるＱ氏。
それに比べて若手チームのヴァルキリーズとウジは終始大活躍。
30代チームはその動きを見つつ「若さか・・・。」などとシャアっぽいセリフを呟き涙していた。
Ｍ６０を撃つセキ氏。さすがにこの環境で持って構えるのは辛いようでバイポッドを活用。
バテバテの30代チームの中で唯一機敏な動きを見せたやたろう氏。2年のブランクなどまるでないようだ。
全力ダッシュでフラッグを奪う場面も。
あまりの暑さにブラウン氏、フィールドに出るや崩れ落ちる。
「もうラクになりたい・・・眠いよパトラッシュ・・・」
正午になるとほぼ全員さすがに体力が限界に近づき、休憩時間も長めになる。気温は３５度を突破。
１ゲーム１５分、休憩３０分というローテンポに。ムリもない
ブラウン氏は１１時の時点ですでに頭をやられている。
さすがのやたろう氏もご覧のありさまだ。
風は時折吹いて涼しい時もあるのだが、何分広いフィールドでとにかく走って体力を使うので環境的には前回のレイドよりも過酷なものになった。
お昼はユニオン特製のぶた丼だ。ビールはオプションである。
刀を持つと何故か元気になるタノ氏とリッパー氏。
セーフティでも暴れる２人。
さすがに暑苦しいのでブチ切れた隊員がリッパー氏を背後からズバッ！！
「静かにしろおおおおおおおおおお！！！」
午後からは多少雲が出てき始め、多少ラクになった。
その隙にゲームをどんどん進めていく。待ち伏せ戦、篭城戦など様々なルールで楽しむ。
よしやん氏。なんと元走り屋である事が判明。
やはりクルマ・バイク好きはサバゲも好きという都市伝説は事実のようだ！
続いて、本日のメインイベント。
刀戦である。
ルールはエアガン使用禁止、刃が少しでも触れたり切りつけられたら戦死である。
「行くぞおおおおおおおおお切ったれや！！」
ウジを先頭に切り込み隊がなだれ込む！！
「うおりゃあああああああああ！！！」
「でやああああああああああああああああ！！！」
「切捨て御めええええええええええええん！！！！！！！！！！！！！！！」
おおよそサバゲとは思えないような奇声と怒号が入り混じり、フィールドは異様な雰囲気に包まれる！
「背後とったああああああああ！！！！！！！！！！！！」
「その首、もらいうける！！！！！！！！！！！！！」
年長のQ氏、イノーバ氏、よしやん氏も奮闘！
一応書いておくが、サバゲである。
至る所で凄惨な辻斬りが発生。まさに地獄絵図である。
卑怯にもタノ氏とカズ氏は二刀流だ！！
２名の武士に襲われるやたろう氏！
大の大人のする遊びではないが、何か懐かしい記憶がふと蘇るゲームである。
いや、男はいくつになっても子供なのだ！
ちなみにカメラマンのブラウン氏、撮影後にこのゲームに参加するが足がもつれて大転倒、全身に擦り傷をおう重症をおった。
SWATフル装備でVSR-10を構えるユッキー氏。ゲームを終えてセーフティへ戻ってくる隊員を容赦なく狙撃していた。
その後もチーム分けを変えて本来のサバゲに戻る。
お互い味方同士なのだが気付かずに近距離で戦うイノーバ氏とダイスケ氏。見ているセーフティは大興奮。
と、その時・・・。
突如襲ってきた雷雨。僅か数秒で一気に土砂降りへと変貌する。
「雨だーーーーー！！！！」
突然の豪雨に何故か飛び出してプラトーン状態のQ氏。
１４時くらいに降り出し、そのまま１６時近くまで物凄い勢いで降り続けたため、フィールドには川が出現してしまう。
大雨の中飛び出したQ氏は当然全身ずぶ濡れ。しかし余裕のマッチョポーズ！
雨は１６時頃には止み、気温もかなり下がってきた。
よし、この涼しい間にゲーム続行だ！
と思いきや、一気に晴れ間が戻る。おまけに蒸し暑さも数倍。
もはや戦闘意欲を失ったメンバーも続出、この後２ゲーム程行って本日のゲーム終了となった。
それにしても真夏のゲームは本当に恐ろしいほど体力を奪うので十分に暑さ対策を万全にして行きたい。
特にめまいがする、頭痛がするといった症状や、汗が出なくなったなどの体の異変が出てきたらすでに熱中症になっている場合があるので即日陰で休憩し、
水分補給と塩分の摂取を強く推奨する。
次回は９月４日 SEALｓ参戦予定である。
