コンバットブーツ/ジャングルブーツ
	ミリタリーブーツといえばこのタイプですね。ジャングルブーツ、コンバットブーツともいう場合があります。 名前の通りミリタリーモデルという事で造りは頑丈で、ソールも分厚くブロックも深めに掘ってあります。全ての路面状況で一定以上のパフォーマンスを得られるように作られています。反面、頑丈さゆえに重量があり、厚手に出来ているので通気性や履き心地、柔軟性などは度外視です。 素材はコットンからナイロン、合皮、本皮、レザーまで幅広く様々なタイプが存在しています。中にはつま先部分にスチールプレートを入れたものまであります。 実物品は新品から放出品まで容易に入手出来、レプリカ品や民間用ミリタリーブーツは実物品よりも安価で購入出来ます。レプリカモデルやあまりにも安価なものに関しては当然実物のようには作られていないので、使用状態によって１年持たないものもあります。 サバゲーで一番酷使するアイテムなので、値段に捕らわれずなるべくいいもの(履いていて疲れないもの)を選びたい所です。いい物は長く使っていくとどんどん足になじんでくるので履き心地は良くなっていきます。

	ベイツ　Ｍ−６　デザート(2410)
	米国ベイツ社の定番アサルトブーツです。米国陸軍や海兵隊、特殊作戦群などに使用が確認されています。足首までしっかりガードする６インチのハイカット。 防水ながらも通気性を確保したゴアテックスを採用、本来登山用途向きに作られたソールはビブラム採用でグリップ力、弾力性があるのでサバゲーユースにも最適です。 このＭ-６の特徴はサイドジッパーです。ブーツ側面に、縦にＹＫＫ社製ジッパーが付いており、いちいち靴紐をほどかずとも(きつく締めている場合はほどく必要がありますが)、容易に脱ぐ事が出来ます。 ブーツとしては軽量な部類で、ソールブロックも台形と円形のミックスで彫りも深くはないので履き心地は下記に紹介するトレッキングブーツ類に近いものがあります。

	メレル　モアブミッド
	軽量で柔軟なトレッキング/ハイキングシューズです。主に米特殊作戦群、米海軍特殊部隊、空軍ＰＪ、ＰＭＣ等に使用が確認されています。 ゴアテックス採用で、防水ながらも通気性を確保しているので非常に快適。また軽量で履き心地も素晴らしく、全体にファブリック素材を採用しており関節の動きを妨げません。登山用途向きに作られたソールはビブラム採用でグリップ力、弾力性があるのでサバゲーユースにも最適です。反面、タウンユースでは鉄板の上やマンホール等では滑る場合があります。

	メレル　カメレオンラップ ゴアテックスミッド
	こちらもモアブミッド同様、軽量なハイキング/トレッキング用のシューズです。ゴアテックス仕様、ビブラムソール採用です。米海軍特殊部隊や空軍ＰＪ等に使用が確認されています。 ソールブロックは台形のものよりも円形のブロックが多く、踏み心地はマイルドです。砂利道や土壌では最高のパフォーマンスを発揮します。スニーカーチックな外見なのでタウンユースにも最適ですが、モアブミッド同様雨の日のマンホール等では滑る事があります。 モアブミッドに比べボディを構成する素材がやや硬質なので、モアブミッドでは柔らか過ぎる、という人はこちらをお勧めします。

	メレル　ソウトゥース
	メレル社がミリタリーラインとして唯一米軍に供給しているモデルです。米陸軍・海軍特殊部隊を始め空軍や海兵隊まで幅広く採用されています。 こちらはゴアテックス搭載モデルではありませんが、ちょっとしたことでは浸水しません。ソールはビブラムソール採用。上記の２モデルよりもハイカットで、足首までしっかりとガード出来るようになっています。 ミリタリーモデルという理由だかはわかりませんが、造りはちょっと雑で塗装の禿げやはみ出しがあるロットがあります。さすがに造りは非常に頑丈で、トレッキングモデルよりも硬く重量はそこそこあります。いかにもミリタリーモデルといった感じ。ソールもブロックが深く掘られており、整地から荒地まであらゆるシーンで使用できます。 デザインやベージュを基調としたカラーの造りはタウンユースに普通に合うのですが、ソールがコンバットブーツ並みにゴツいのであわせるパンツを選びそうです。

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