伊豆ツーリング



9/11 伊豆方面へうまいと評判の昼飯ツーリング?に行ってきました。

11日が衆議院選挙の投票日だったため、前日に衆議院選挙の事前投票を済ませました。


その後、慌しくバイクの整備を開始。
 
各ボルトの締め付け確認、オイル交換、タイヤの空気圧、冷却液の量、ブレーキフルード・効きのチェック、液体の漏れなどを念入りに確認。
そしてガソリンを満タンにし、ルート上高速を使う、との事でビキニカウルを装備しました。
後は積載物として、工具と予備のヒューズを必要最低限揃えました。
合羽は天候良好という事で持って行きませんでしたが、これが後に間違いだった事に気づかされる事に・・・。

実は自分のZRXU、一ヶ月前くらいから何か調子が悪い時があるのだ。
極低速時、息つきのような現象が起こる事がある。おかしいと思い、点火系や燃料系統をチェックしたが、変な所は見つからない。
しかし、最近はその症状は出ないので様子見、という曖昧な措置で終わらしてしまった。これが当日牙をむく事になろうとは・・・。


当日は午前4時に出発のため夜9時半に就寝。(めちゃいイケを観てしまったため)
3時半に起き、蒸し暑い真夜中を国道15号まで単車を押して歩く(深夜のため住宅街でエンジン始動と暖気が出来ないのだ)。すでに汗でつゆだくの俺。


まずは、第一集合地点である大田区糀谷へ。
ここで、スカイウェブ400、VFR400Rと集合・・・のはずが、VFR400Rがなかなか来ない。
5時に第二集合地点へ、という予定なのだがいくら待っても来ないので、第二集合地点で合流とメールを出す。と、そこにやっとこさVFRが。
と、見るとバイクが違う。なんと新車のT‐MAX500に乗り換えていたのだ。
記念に一枚。

少し遅れて第二集合地点でZZ‐R1100GSX‐R1300隼と合流。
第三集合地点での集合時間が迫っていたので、すぐに出発。首都高速羽田ランプから横羽線へ。早速リッタークラスの加速力に圧倒される。


と、少し走った所でトラブルが。
ZZ‐R1100が突然ストップ。どうやらタンクからガソリンがうまく供給できていないようだ。
何度かコックをオンオフと繰り返し、セルを回した所問題なく掛かったみたいで一安心。再出発し、横浜手前で三ツ沢線に移り横浜新道に入る。
第三集合地点は横浜新道出口横のパーキングだ。


新道出口の集合地点でZRX1100、ZXR250、CBR250ネイキッド、NSR250と合流。
挨拶を済ませ、軽く朝飯を取り一服。ふとリッタークラスのバイクを観ると、アンテナが付いている。これで先頭と最後尾とで連絡が取れるようになっているのだ。


横浜新道を降り、まずはスタンドで何台かが給油。
さあ出発、とエンジンを掛けようとするが何故かセルを回しても掛からない。一人焦る俺。と、横をニヤニヤしてT‐MAXが通り過ぎた。
・・・いつの間にかキルスイッチをやられていた。


しばらく下道を走り、とあるコンビニでCBR1000Fと合流。これで10名のメンバー集結!いざ伊豆に向けて出発。


湘南の海岸通りを走り、西湘バイパスへ突入。時速160kmワールドだ。
しかし、ビキニカウルを付けているとはいえ、正面と海からの横風が厳しい。おまけにアップハンドルなので140km出すのが精一杯なのだ。
と、真横をCBR1000Fがフル加速で通過。デビル管仕様なのだが、マフラーサウンドが最高だった。CBR250ネイキッドも悠々と飛ばしている。


ふとバックミラーを観るとZXR250が後ろから「無理するなよ」と付いてきてくれる。(あの時はありがとうございました)

途中の橘料金所では、ZXR250がみんなの通行料金分を立て替えてくださいました。感謝!


しばらく高速走行のち、西湘パーキングで一休み。
 
時間は6時過ぎくらいだったが、廻りにはライダーがいっぱい。
ここは箱根方面へのライダー達の休憩所としてかなり有名な場所で、昔全盛期だった頃の保土ヶ谷PAにも負けないくらいバイクで溢れていた。


15分ほど休憩のち、出発。箱根湯本から国道1号に入り山道へ。
皆さん飛ばす飛ばす。もうついていくのが必死!全車に前へ行って貰い、自分も必至に追いかける。
途中、七曲り峠を通ったが、未だにあそこにはドリ車がいた。さすがに朝なので走ってはいなかったが、みんな峠の途中に止まっていた。
七曲りの上り入口付近で木に突っ込んで大破しているR32を横目に見ながら箱根峠ICを目指す。


思うようにペースが上がらない。コーナーなどで低速になると例の息つき現象が発生。
ZRX1100が少し先でこっちの走行ペースに合わせて走ってくださっていた。
箱根峠ICから熱海峠に入りしばらく走ると霧が発生してきた。走るにつれて霧は濃くなり、1メートル先も見えないほど酷くなってしまった。
余計にペースが遅くなり、安全のため先を行くZRX1100とともにハザードを点けっ放しで走行。なんとか伊豆スカイライン入口まで行きついた。


ここでは伊豆スカイラインには入らず、熱海新道に入り伊豆半島の西側にある伊豆長岡温泉のある海沿いへ。
熱海新道の下りの途中、ついにZRX1100の姿も見失う。霧が晴れてから限界で峠を攻め、国道136号線の休憩地点へ辿り着けた。
途中ZRX1100が引き返してきてくださっていた。(ご迷惑おかけしました、今回は本当にありがとうございました!)
タイヤはみんなこんな感じ。まだ端っこまで使ってないが、いい感じに溶けている。


しばし休憩のち、国道136号を南下し海沿いへ出る。
天気も最高によく素晴らしい景色の連続だったが、皆さん止まらずに飛ばすので写真が取れなかった(泣)


海沿いを抜けて国道136号に戻り再び山へ。
慣れてきたのか、最初は軽快に飛ばしみんなに着いていけていたが、次第にまた遅れ始める。と、山道の途中、土肥付近で給油ストップ。
給油量を見ると、11.12リットル。
トリップメーターを観ると、東京の品川からここまでの総走行距離は179km。計算するとリッター16.4kmだ。
意外と燃費が良くない。西湘バイパスでの140km走行と山道の上りで燃料を食ったようだ。
驚異的な運動性能を発揮したスクーター軍団。
T‐MAXはもちろんだが、スカイウェブ400の性能は予想以上だった。ブレーキ以外フルノーマルだが、最近のビクスクは侮れない。


給油後、再び山道を走り続ける。
上りはやはり厳しかったが、下りでは何とか着いていけるようになる。相変わらずZRX1100が前方にいてくださり、こちらも安心して走行できる。


40km程走った所で、コンビニに入り休憩。

山道を走行中、虫がシールドに体当たりしてきて汚れまくりだったので、ここでハンドタオルを買ってキレイにする。
ZRXはと言えば、エンジンの息つきも出なくなり、好調だったので一安心。


その後414号をひたすら南下し、伊豆半島の下にある下田へ。そこから今度は海沿いを北上し、目的の東伊豆にある料理屋「魚八」へ。
こちらがうまいと評判のエビフライ定食。値段は2,500円。
物凄く大きなエビフライが2匹、魚の白身入りの味噌汁に刺身の盛り合わせと超豪華で、ご飯はおかわり自由だ。
しかしボリュームがあるのでおかわりする前にハラがいっぱいになってしまった。味は評判通り最高に美味しかった。


しばし昼寝休憩。
その後、温泉へ行こうという話しになり、俺、スカウェブ400、T‐MAX、ZZ‐R1100、ZRX1100、GSX‐R1300隼の6名で出発。
他の方々は天候悪化と選挙もあってここで帰る事に。みなさん、今回はありがとうございました!


10km程海沿いを走ると「赤沢温泉」という日帰りの温泉に到着。
入浴料1600円と少し驚くが、中は凄く豪華で広く作られており、露天風呂や水風呂もあった。これなら1600円も納得だ、と納得する俺。
赤沢温泉6Fから海を望む。
ちなみに今回のツーリングで景色を撮ったのはこれのみ(爆)


風呂から出ると、猛烈な眠気に襲われ全員熟睡。気が付くと時間は5時半だ。2時にこの温泉に着いたので、3時間ほど寝てしまったようだ。
窓を見ると何やら雲行きが怪しい。
こりゃやばいとすぐに出発する事に。が、温泉を出てすぐに雨が!
合羽を積んでいない俺には悲惨な状況だ。


帰りは東名沼津インターから高速で帰る予定だったが、予定を変更して小田原厚木道路を経由して東名へ出る事にする。
まずは伊豆スカイラインで熱海峠へ向かう事に。
と、ここでZRXにトラブルが
恐れていた息つき現象が酷くなり、エンジンが停止。同時にイグニッションをオンにしても何も点灯しない状況に。
しばらくオンオフを繰り返していると、なんとかエンジン始動。が、「パン!」とアフターファイヤーが。何故??
伊豆スカイライン入口でT‐MAXがビニール合羽を貸してくれた。感謝!と同時に反省・・・。ツーリング時には必ず雨具を積もうと心に誓う俺。

雨が強くなり視界最悪の中走り続ける。
相変わらずペースが遅い俺に合わせて、ZRX1100が後ろを走ってくださっていた。申し訳ないと思いつつも、なかなかペースが上げられない。
エンジンも相変わらず不調で、何度かアフターファイヤーを起こす。と、何やらヘッドライトもおかしい。明るくなったり暗くなったりを繰り返しているのだ。
「こりゃあレギュレーターは生きてるけどバッテリーが終わった症状だな」と落胆する。


その後は雨は小雨になったが、今度は再び霧が発生。
外灯のない道、小雨、霧、エンジン不調とまるで呪われているかのごとくバッドコンディションの中、何とか熱海峠まで走りき、しばしの休憩。
ここで、バッテリー以前に前からの持病だったサイドスタンドセンサーの接触不良を思い出した。
何度か強くサイドスタンドを上げて走行すると、見事に直っている。「皆さん、お騒がせしました」。しかし、悪夢は終わっていなかったのだ。


その後、熱海峠から箱根峠ICに戻り、箱根新道を経由して小田原厚木道路に向かう。
と箱根新道の出口でまたしてもエンジンが掛からない。イグニッションも死んでいる。
こうなるとやはりバッテリーだな、と見てみると、何とバッテリーの端子が緩んでいたのだ!


端子のボルトを増し締めして、いざ出発。一発でエンジンも掛かり、完全に直っている。「皆さん、再度お騒がせしました」。
小田原西ICから小田原厚木道路に乗り、一路東名を目指す。
エンジンは好調。しかし、小雨と視界不良で110km程度しか出せない。皆さんには先に行ってもらう。が、皆さんも同条件でなかなか飛ばせないようだった。


そのまま東名厚木ICで東名に入る。と、いきなり大渋滞に巻き込まれてしまう。
すり抜けを繰り返し、何とか海老名SAまで辿り着く。スクーター2台がもうすぐガス欠が近いとの事で、ここでみんな給油。
トリップを見ると204km。給油量は9.72リットルだった。燃費はちょうどリッター20km。良くも悪くも400ccクラスの平均値だった。


しばらく休憩のち、再出発。自宅まで残り約50kmだ。
そのまま東京料金所まで走行し、環八経由で帰宅。選挙の結果も観ずに爆睡・・・。


走行距離:443km

ガソリン消費量:21リットル



でした。最終的な燃費は
リッター21kmという結果に。
今回は峠道80%という「攻めるツーリング」(??)で、改めて自分のヘタレ運転を露呈してしまいましたぁ!!
のんびり御気楽ツーリングばっかりじゃなくて、たまにはこういうのもいいな、とツアラーが本気で欲しくなっちゃいました。

今回参加された皆さん、多々ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした!これに懲りず、また一緒に走りに行きましょう!
特にずっと一緒にいてくれたZRX1100さん、今回は本当にありがとうございました!



戻る

SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO