H 〜50cc 51cc〜125cc 126cc〜250cc 251cc〜400cc 401cc〜750cc 751cc〜 Y 〜50cc 51cc〜125cc 126cc〜250cc 251cc〜400cc 401cc〜750cc 751cc〜
S 〜50cc 51cc〜125cc 126cc〜250cc 251cc〜400cc 401cc〜750cc 751cc〜 K 〜50cc 51cc〜125cc 126cc〜250cc 251cc〜400cc 401cc〜750cc 751cc〜



kawasaki401〜750cc


500SS マッハV 1969年9月登場 当時価格29万8000円

「世界一の加速と最高速」をテーマに開発されたかっ飛びバイク。

搭載される空冷2スト3気筒はリッター120馬力の60馬力を発生。なんと3速で前輪を浮かせるという強烈なパワーだった。
フロント・リアともにドラムブレーキと制動力は今一歩で、「曲がらない、止まらない」ピーキー過ぎるバイクとして逆に注目を浴びた。

1972年1月には「マッハV」のペットネームを与えられ、750SSからフロントを総移植。ディスクブレーキを装備した。

1973年1月にはフレームを新設計。
エンジン馬力は何故か1馬力ダウンだったが、シートカウルが与えられ、よりスタイリッシュに。その後、74年にはブレーキのマスターシリンダーも半透明のものに変更された。
750SS 1971年10月登場 当時価格36万5000円

500・350に続きマッハシリーズの第3弾としてデビュー。

エンジンはもちろん空冷2スト3気筒で、74馬力を発生。4000回転からの加速はまさに異次元的だ。最高速度は203kmと当時の世界最高速度をマークした。

ライバルとなるホンダのCB750FOURやスズキのGT750に比べ価格も2万円安く強烈なパワーを手に入れられるとあって、話題と人気を呼んだ。

フロントにはマッハシリーズ初となるディスクブレーキを装備。
しかも、ダブルディスク化すためのオプションも付いていた。
エリミネーター750 1985年12月登場 当時価格74万5000円

GPZ750Rの水冷4スト4気筒エンジンを搭載したドラッグスタイルマシン。

エンジンパワーは77馬力の変更なしで、238kgの重量マシンで強烈な加速を見せ付けた。

駆動はチェーンではなくシャフトドライブを採用し、低いシート、低いハンドル、スラッシュカットマフラーなどドラッグレースマシンモデルに相応しい作りだ。
GPX750R 1986年7月登場 当時価格79万9000円

GPZ‐Rと並行販売された近代装備モデル。

エンジンはGPZ‐Rのものを搭載するが、フレームは完全専用設計となっている。それ故に、400cc並みの扱いやすさとリッタークラス並みの動力性能を誇った。

足廻りには電気応答方のアンチダイブフォーク(ANDF)と、異形型の2ポッドキャリパーを装備している。
GPZ750 1983年3月登場 当時価格66万円

Z750GPの後継モデル。

Z750GPの「DFI」を廃止し、再びキャブレターを採用。
エンジンはZ750GPをベースに各部の改良で2馬力アップの72馬力。

スタイルは250・400同様に現代のGPZに通じる流麗なデザインに変更された。400同様に大型のアッパーカウルを装備する。

1984年2月には、GPZ750Fを発売。
エンジン各部の見直しでさらに5馬力アップの77馬力に。
翌月に発売された水冷GPZ登場後も86年まで生産が続けられた。85年モデルからフルカウルに。
GPZ750ターボ 1984年登場 輸出車

GPZ750をベースに、ターボを組んだスーパースポーツバージョン。

日立製のターボキットと、フューエルインジェクション「DFI」との組み合わせで、最高出力は112馬力を発生させたモンスターバイクだ。

最高速は235kmを記録し、写真では外されているがフルカウル仕様だった。

最大の欠点は、パワーアップに伴うターボによる発熱量の多さだ。
都内ではちょっとした渋滞でもオーバーヒートなどのトラブルが何度も報告されたいたようだ。
GPZ750R 1984年3月登場 当時価格74万8000円

第2世代のZ1として開発されたGPZ900Rの国内向けモデルとして登場。このモデルはZ2の後継機というい扱いになる。

エンジンはサイドカムチェーンなどを採用した77馬力を発生させる水冷4ストインライン4を搭載。ついにZも水冷化の波に乗った。

スタイルはよりシャープにされ、現代までの19型に至るGPZモデルの原型デザインだ。
セミアップハンドルとツアラースタイルでオールラウンダーなモデルとなり、後に沸騰する「ニンジャ」人気の元になった名車である。

1986年1月のマイナーチェンジで、「ニンジャ」のロゴが採用された。
GPZ600R 1985年6月登場 当時価格65万9000円

当時輸出車のみだった、ミドルクラス世界最速の称号を得た600が限定1500台で国内販売された。

レーサーレプリカを強く意識したそのスタイルと、圧倒的な速さ、操作性の良さやツアラーしても使えるオールラウンドモデル、などがファンを増やし、後に400Rとして国内では大ヒットを記録する。

エンジンは水冷4スト4気筒で、輸出車は75馬力だが国内仕様は6馬力ダウンの69馬力に。
KH500 1976年4月登場 当時価格37万5000円

「マッハ」として人気を博したSSからKHに名称を変更したSSの後継機。

SSからに外見上の大きな変更はないが、ポートなどの見直しによりエンジンはマイルドに変更され、SSの特徴だったピーキーさは影を潜めた。出力はSS500最終型の59馬力から52馬力へとダウンされている。

足廻りはZ系から流用され、制動力は向上している。

KL600R 1984年2月登場 当時価格51万8000円

82年のケルンショーで発表された水冷DOHCビッグシングルエンジンを搭載したオフロードマシン。84年に限定200台で販売された。

600となっているが、排気量は564cc。エンジン出力は42馬力で、車重は134kgと軽量なので苦もなく軽快なライディングが楽しめる。

販売は84年の200台だけだったが、その後85年2月に限定なしで再販された。再販にあたり、セルスターターを標準装備した。
W1 1966年9月登場 当時価格32万8000円

登場当時、国産では最大排気量を誇ったカワサキの名車。

バイクメーカー・メグロを吸収し一躍大排気量車製造メーカーになったカワサキが、アメリカ市場を狙って開発したのがこのW1だ。

エンジンはメグロK2型の500cc並列2気筒をベースに624ccにボアアップ。最高速度は180kmを誇り、これは当時最速だった。
ミッションは4速、独特な構造を持ち国内では珍しいで左ブレーキ・右ミッションだった。

その優雅で力強いデザインは当時好評で、現在でもW650にそのルーツは受け継がれている。

1968年3月にはW1スペシャルを発売。(写真)
キャブを2連にし、マフラーのデザインを変更。タコメーターも装備された。
W650 1999年2月登場 当時価格68万6000円

60年代の名車W1のイメージを現代に復活させたツインエンジンマシン。クランクケースから直立にセットされるシリンダーがレトロさを醸し出す。

エンジンはOHC4バルブ、50馬力だ。独特のツインのサウンドと振動を優雅に楽しめる特性に設定されている。セルの他キックペダルが装備されているのも見逃せない。
タイヤも、フロント100.リア130と路面への接地感もしっかりと感じられる。

また、販売時にはローハンドルとアップハンドルの二種類を選ぶことが出来た。
750RS 1973年2月登場 当時価格41万8000円

性能・バランス・デザインともに大人気を博したZ1のエンジンを、国内向けに750ccにボアダウンしたモデルだ。通称「ZU」。

国内初となる空冷DOHCインラインフォアは69馬力を発生。
そのエンジンを囲むシャシーも当時としては最高レベルの耐久性を誇り、全体のバランスはZ1をも凌ぐ程だった。

華麗なフォルムも手伝い、発売されるやいなや大ヒット。
最速の二文字をホンダのCB750FOURから見事奪還した20世紀を代表する名車となった。
現在でも絶大な人気とプレミアを誇る。

1974年1月にはカラーリングを変更し、220kmメーターを装備する。

1976年4月には、750RSからZ750FOURに名称変更。フロントはダブルディスク化され、デザインもまとまったデザインに変更された。
Z650FOUR 1976年9月登場 当時価格43万5000円

Z2よりも一回り小さな完全専用設計のフレームを持つバイク。愛称は「ザッパー」。

Z2同様に専用設計のDOHC2バルブ並列4気筒ユニットを搭載し、俊足振りは相変わらず「Z」の名を受け継ぐにふさわしいパフォーマンスを見せた。
また、エンジンには様々な高度技術を収縮しており、ベアリングやコンロッドなどを改良。性能の高さはクラストップだった。

が、時代は「車格」がメインであり、650(750)ccクラスではその小さな車体があまり好評ではなく、販売的には今ひとつだった。
Z750FX 1979年10月登場 当時価格51万5000円

大ヒットを記録したZ400FXから遅れる事半年、Z1000MK‐Tの国内版として、MK‐Uとして750デビュー。

角ばった特徴的で「男カワサキ」を前面に押し出したイカツイスタイルで登場した750FX。
エンジンは空冷4ストインライン4で、70馬力を発生させる。エンジンはZ1ベースだ。
外装は400FXよりも角ばった感を強調したもので、ハンドルはややアップハン気味にセットされている。

車重は246kgと750としてはかなりの重さだった。

1980年8月にはZ750FX‐Uを発売。
重すぎた欠点を見直し、Z650ザッパーのエンジンをボアアップしたものを搭載し、車重は210kgmにまで落とされた。外装も丸みを帯びたデザインに変更されている。

1981年3月にはシートカウルレス・タンク形状を変更したZ750FX‐Vを発売するが、僅か1年でGPへとバトンタッチされる。
Z750GP 1982年4月登場 当時価格51万5000円

Z750FX‐VをベースにしたFXの後継モデルだ。

エンジンはFX同様の空冷4ストインライン4だが、キャブレターの変わりに、フューエルインジェクション「DFI」を搭載。これはマイコンにより燃料噴射を制御する仕組みだ。
エンジン出力も70馬力にアップされた。

外装はZ1000Rに通じるデザインで、これは現代のZRXに受け継がれている。
写真ではビキニカウルが付いているが、デビュー当時は角目ヘッドライトのみだった。
Z550LTD/Z650LTD/Z750LTD 1981年3月(550)・1979年5月(650)・1980年11月(750)登場 当時価格48万円(550)・44万5000円(650)・53万5000円(750)

Z550LTDは、Z400FXのフレームにZ550FXのエンジンを搭載し外装をティアドロップタンク・アップハンドル・段付きシートなどでアメリカンモデルに変更した派生車だ。
車体ディメンションが違うのみで、スペックはまんまZ550FXと同じである。

Z650LTDは、62馬力を発生するZ650ザッパーのエンジンをそのまま搭載。フレームもザッパーベースだ。(写真はZ650LTD)
せっきとしたアメリカンモデルだが、550同様並列4気筒エンジンを搭載する。スポーツ・アメリカンと言ったところか。
ちなみに、LTDというのはカワサキアメリカンモデルの共通名である。

Z750LTDは、翌年のアメリカンブームに合わせて登場。
ベースはZ750FX‐Uで、こちらも並列4気筒のアメリカンだ。
エンジンはもちろん67馬力を発生させる強力なもので、スポーツバイク顔負けの動力性能を誇った。
Z750/S 2004年登場 当時価格87万円

新時代のニューZ1000の兄弟車。

エンジンはZ1000のスケールダウンのものを搭載する。とはいえ、車重195kgに109馬力のエンジンと、性能は侮れない。車体も非常にコンパクト化されている。
排気量ダウンに伴い、吸排気系も見直された。キャブレターの代わりにFI(フューエルインジェクション)を搭載している。

また、足廻りもZ1000の4ポッドから2ポッド、フロントフォークも倒立から正立に変更されている。

Sは、アッパーカウルを装備したモデルだ。(写真)
Z750でも小型のビキニカウルを装備しているが、それを覆うようにアッパーカウルが装着されている。
ゼファー750 1990年8月登場 当時価格65万9000円

400の登場から1年後に発売された750モデル。

往年の名車Z2を彷彿とさせるスタイルは、多くのライダーから人気を博した。
エンジンも空冷4スト4気筒とZ2スタイルを強調。

400とは違い、初期型からメーターは砲弾型で、燃料系もタコメーター内にビルトインされている。
コンパクトな車体は車重201kgと軽量で、400の操作感覚で運転できる万能型バイクだ。

現在まで大きな変更もなく、未だ新車販売されている息の長い人気モデルだ。
ゼファー750RS 1996年2月登場 当時価格68万円

1100同様に、ゼファー750のホイールをスポークタイプに変更した。

名車Z2スタイルをより強調したモデルで、カラーリングも火の玉などのZ2モデルで採用されたカラリングを追加。

エンジンなどは基本的に変更なしだ。
ZR‐7/S 1999年3月登場 当時価格66万5000円

ゼファーに継ぐ次世代のネイキッドモデルとして開発された。

エンジンはゼファー750がベースで、改良により73馬力にまでパワーアップ。
車重も202kgとゼファーとほぼ同等だ。ゼファーと比べ、車体イメージが変更しただけで性能は大差ないのでビギナーでも苦もなく扱えるマシンだ。タンク容量も22リットルと嬉しい。

は、大型のアッパーカウルを装備した高速クルージングモデル。(写真)
メーターは3連で、アッパーカウルにセットされている。ハンドリングは軽快だ。価格は70万8000円。
ZX‐6R 1995年登場 輸出車

スーパースポーツモデル、ZX‐9Rの兄弟車。

ベースはZZ‐R600で、エンジンは100馬力を発生させるほぼ新設計となる。
フレームは専用設計となり、400並のコンパクトな車体にまとめられた。車重も182kgと軽量で、大パワーに拍車を掛ける。

98年にモデルチェンジ。
エンジンは各部の見直しにより108馬力までパワーアップし、車重も176kgに軽量化された。
フロントフォーク径も拡大され、キャリパーは6ポッドを装備した。

2004年モデルではフルモデルチェンジ。(写真)
エンジン、フレームは新設計となり、ホイールはZX‐10Rと同じ軽量のものに変更された。
エンジンは130馬力までアップ、車重は164kgまで落とされ、その性能は世界に誇るものとなった。ヘッドライトは台形から2灯へ変更された。
ZX‐7R/RR 1996年2月登場 輸出車(国内仕様は140万円)

レースで培われた技術を生かして開発されたZXR750Rの後継モデル。

エンジンはZXR750がベースだが、その仕様はレースマシンそのmのおで、出力は122馬力を発揮する。(国内仕様はクラス上限の77馬力)

RRはSBレース対応モデルとなっており、タンデムシートなしのシングルシート仕様だ。

はタンデム可能の輸出モデルと区別されている。
ZXR750 1989年1月登場 当時価格79万8000円

SBレース参戦のために開発した車体の公道仕様マシン。

GPXのエンジンをスープアップし、新設計のアルミフレームに搭載。出力はもちろんクラス上限の77馬力だ。
フレームもアルミ製の専用新設計とし、400並のコンパクトボディに大パワーエンジンでレーサーレプリカとして逸脱した性能を見せた。最終型まで丸目デュアルヘッドライトを採用していた。

1991年3月にはマフルモデルチェンジとともにRを発売。
エンジンは新設計され、Rは倒立フォークを採用し戦闘力を高めた。

1993年には再びフルモデルチェンジ。(写真)
ラムエアシステムを搭載し、カウル形状、足廻りを変更した。
ZZ‐R600 1990年登場 輸出車

国内版400と同じくデビューしたミドルクラス最速を目指したモデル。

エンジンはGPZ600Rをベースに599cc、95馬力を発生させた。400との違いは明らかで、200ccの違いと言えど加速・高速性能と400を大きく凌ぐものだった。
車体はまんま400と同じで、外見上からは400か600かの見分けはかなり難しい。

93年モデルでは、400同様ツイン式のラムエアシステムを搭載した。



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