H 〜50cc 51cc〜125cc 126cc〜250cc 251cc〜400cc 401cc〜750cc 751cc〜 Y 〜50cc 51cc〜125cc 126cc〜250cc 251cc〜400cc 401cc〜750cc 751cc〜
S 〜50cc 51cc〜125cc 126cc〜250cc 251cc〜400cc 401cc〜750cc 751cc〜 K 〜50cc 51cc〜125cc 126cc〜250cc 251cc〜400cc 401cc〜750cc 751cc〜


SUZUKI 〜50cc



アドレス50 1988年5月登場 当時価格15万6000円

実用性を重視し、ビジネスとしても兼用出来るよう開発された新世代スクーター。

シート下にはメットインを装備し、これまでのスクーターとは比べものにならない程の積載性を得た。
エンジンは空冷2スト6.8馬力を搭載、加速重視のセッティングになっている。

また、7馬力にパワーアップし、フロントディスクブレーキやチャンバー型マフラーを採用したアドレスチューンもラインナップしていた。
バンバンRV50S 1973年6月登場 当時価格8万8000円

SUZUKI版ダックス。

当時、ミニレジャーバイク市場で敵なしの売り上げと人気を記録していたHONDAダックス・モンキーを打ち破るべく投入されたモデル。
セリアーニ式フロントフォークというSUZUKI独特の作りと、エンジンガード、エアポンプなど当時の同クラスには持たない装備が満載。
4馬力の空冷2ストエンジンは84kgの車体をキビキビと走らせ、好調な売り上げを記録した。

4速ロータリーミッションを採用し、よりスポーツ性を高めた「S」グレードもラインナップされていた。
薔薇 1983年11月登場 当時価格6万9800円

乾燥重量41kgという軽量コンパクトなミニスクーター。

カウル類に樹脂を多用し、強度と質感アップを実現。また、その割りに7万円を切る安い価格設定と思い切ったネーミングで話題を呼んだ。

スリムな車体と3.8馬力を発生する扱いやすい空冷2ストエンジンを搭載した薔薇は、女性ユーザーを中心にヒットを記録したのだった。
チャンス 1983年3月登場 当時価格12万9000円

カウルの各所に銀色のモールを装飾し、ゴージャス仕様に見立てた高級スクーター。当時としては13万に近い値段もゴージャスだった。

デザインは直線基調に所々丸みを効かせたスタイリッシュなもいので、男女兼用に使えるモデルだった。

また、フロントサスには特徴的な片持ち式を採用。
チョイノリ 2003年2月登場 当時価格5万9800円

その名のごとく、まさに「ちょい乗り」するためのバイク。

乾燥重量僅か39kgという超軽量ボディに燃料タンクは3リットル。新開発のめっきシリンダー採用のエンジンはベルトではなくチェーン式で、出力はたったの2馬力だ。

しかし、最大の利点がある。それは値段の安さ。
6万円を切る価格設定だが、その割りに作りはしっかりしており、まさにチョイノリ感覚で動けるスクーターである。セル付きも追加された。

スズキ系列の4輪販売店でも並行販売されていた。最盛時期には月販2000台を記録していたというから驚きである。
チョイノリSS 2003年6月登場 当時価格約8万9000円

チョイノリのネイキッドバージョン。
フロントカウルを取り払って、丸目ライト仕様にしたストリートバージョンだ。

エンジンのスペック変更はない。
このSSが発売されてから、カスタムパーツも発売され始めている。
エポ(PV50) 1979年4月登場 当時価格10万5000円

当時ブームだったミニバイク、HONDAモンキーの正式な対抗馬としてデビュー。

メインフレームをシートレールと兼用させるなど、モンキーに比べ少しメカチックでユニークなデザインが魅力だった。
エンジンは空冷2ストで、3.8馬力を発生させ、さらには5速ミッションとの組み合わせは小さな車体を元気よく走らせた。
足廻りには8インチホイールを採用、ホイールベースもわずか960mmと超ショートだ。

また、当時としてはモンキー以上にオプションパーツが豊富に設定されていた。

*ユーザーの希望に答え、1993年に復刻された。
GAG 1986年2月登場 当時価格18万3000円

名前からして本当にギャグで作ったのかは定かではないが、とにかく本格的過ぎるくらいにレーサーを意識した、あのHONDAのNSRより一回り小柄なミニレジャーバイクだ。

新設計の専用フレームに、5.3馬力を搾り出すバーディ系の4ストエンジンを搭載。4速ミッションとの組み合わせがよりレーシー感を漂わせていた。

前後10インチのホイールに小径ながらもフロントディスクブレーキ、セパレートハンドルを採用し、さらには当時のレーサーレプリカ並に凝った作りのフルカウルを身にまとっている。

100%遊びをメインに作られたバイクだが、没個性が目立つ今の時代、こういったバイクの復活を願わずにはいられない。
GN50E 1981年3月登場 当時価格14万9000円

マメタンの後継機とも思えるアメリカンなスタイルは、より洗練され本格的に。

星型キャストホイール、各部めっきパーツを多用し、質感は今観ても高級感抜群だ。
エンジンは7馬力を誇るパワフルな空冷2スト。大柄な車体を軽々走らせた。

乗り心地、扱いやすさもトップレベルで、大きく張り出たアップハンドルを握ると優雅なライディングポジションを得られる。

ちなみに、思いっきりタンデムシートに見えるが、これでもシングルシートです。
GS50 2005年1月登場 価格20万9000円

ついに誕生した伝統GS系の最小排気量モデル。

エンジンは耐久性・低燃費で定評のあるバーディ系の5馬力を発生させる空冷4ストエンジン。燃費はリッター95kmを記録している。

外装はGSの血統を正式に受け継いでいる。前後スポークホイールに滑らかなデザインのタンク、跳ね上がったリアカウル。リアにはツインサスを採用している。

新しいフルサイズ4ストとして、新しいミニバイク市場を切り開く期待のバイクだ。
ハイアップR 1988年12月登場 当時価格13万9000円

次世代のレーシースクーターの代表となるべくデビュー。

7馬力を誇るピーキーな空冷2ストエンジンを搭載し、フロントには油圧式ディスクブレーキを採用。
66kgの車重はクラス平均レベルだが、一級品の走りとは裏腹に意外にも扱いやすく、何よりも楽しく運転できるスクーターとして若者に人気となった。
ハスラー50(TS50) 1973年2月(初代) 当時価格8万3000円(初代)

本格派フルサイズオフロードスポーツ。

初代ハスラーは前後17インチホイールに6馬力のパワフルなロータリーバルブエンジンを搭載、当時のライバル、YAMAHAのMR50と人気を二分した。

1981年2月に登場したニューハスラー(写真のタイプ:当時価格13万6000円))は、エンジンを新開発の空冷2スト、6.7馬力とパワーアップ。

ホイールもフロント19・リア17とさらに本格派となった。また、車体デザインもよりモトクロッサーを意識し、車格はクラス最大の大きさを誇った。

1983年1月にはさらにマイナーチェンジ(当時価格17万5000円)、エンジンをRG50γに換装、ホイールもフロント21、リア18とサイズアップ。リアサスも変更された。
ジェンマ 1982年9月登場 当時価格13万9000円

世界中でベストセラーを記録したベスパをモチーフに、ゆったり走る事を想定して開発されたスクーター。

大柄な車体に長めに作られたシート、リアキャリアに加えフロントには大型のトランクを装備し実用性も考慮している。

フロントには、当時としては珍しい特徴的な片持ちプロアーム式フォークを採用していた。
K50 1996年3月登場 当時価格15万4000円

昔ながらのT字型フレームに、伝統のケースリード吸気エンジンを搭載したロングセラービジネスモデル。

素直で軽快なハンドリングはカブに匹敵するレベルだった。各種用途に答えるべく様々なバージョンが発売されている。
(写真はシートをロング化してある。ノーマルはシングルシートにキャリアを装備している)

また、ビジネスモデルという事もあり、MF(メンテナンスフリーバッテリー)を採用。
カーナ 1985年7月登場 当時価格11万9000円

スポーティな直線基調のボディが特徴なスポーツスクーター。

6.5馬力の強力な空冷2ストエンジンに対応するため、強制空冷ファンをダブルで装備していた。また軽量なボディもあってか加速は凄まじいものだった。

また、当時レースで人気だったヨシムラカラーなどをカラーリングに採用し、凝った割には価格も平均レベルだった事もあり若者に人気を博した。
コレダスポーツ50 1996年3月登場 当時価格17万9000円

ビジネスモデルのK50をベースに、クラシックにデザイン変更を受けたスタイリッシュモデル。

伝統の空冷2ストケースリード吸気エンジンを搭載し、ロングシートにセミアップハンドルを採用したストリートモデルだ。

軽いフットワークを誇るコレダは若い女性にも人気を博した。
マメタン(OR50) 1977年1月登場 当時価格11万9000円

小柄なサイズの車体に、アップハンドル、ロングフロントフォークとアメリカンタイプシートを採用し、チョッパースタイルに仕上げた個性派プチアメリカン。

エンジンは同時期に発売された空冷2ストのRG50用を扱いやすさ優先でデチューンしたものを搭載していた。
とはいえ、5.5馬力を発生させるエンジンはライダーに不満を感じさせないポテンシャルを発揮した。

突き出たシート一体型に見えるシートカウルは当時としては思い切ったデザインだった。
ミニクロ50(CM50) 1975年7月登場 当時価格9万6000円

当時発売されていた、競技用の子供向けミニモトクロッサーTM75をベースに、本部品を取り付け公道仕様にしたのがミニクロ50だ。

エンジンはハスラー系のロータリーバルブの空冷2ストエンジンに5速ミッションを採用。80kgに迫る車体に軽いフットワークを発揮させた。

フロント16・リア14インチのホイールを採用しやや大柄になった車体は、「ミニクロ」の愛称で親しまれ、そのパワフルなエンジンも手伝い当時のライバルYAMAHAミニトレ50と人気を二分した。
モードGT 1987年2月登場 当時価格17万5000円

スタイリッシュなエアロボディに、強力な6.5馬力の空冷2ストエンジンを搭載したスポーツGTスクーター。

ややワイドなボディに、デザイン重視のエアロカウルという当時としては奇抜なコンセプトが話題を呼んだ。
が、高いコスト・値段設定に悩まされ、カラーリングを増やすなどの対抗策もむなしく売り上げは伸びなかった。
モレ 1995年8月登場 当時価格16万9000円

セピア系の6.8馬力の空冷2ストエンジンを搭載した、荷物配送用ビジネススクーター。
SUZUKI版ギアと言ったところか。

フロント・リアに大型キャリアを装備し、積載性は勿論高い。フロントに12インチホイールを採用する事によって取り回しを大きく向上させた、機動性重視モデルだ。

また、フロントに大型バスケットを標準装備したスーパーモレもラインナップ。(写真)
ランディ 1981年2月登場 当時価格10万6000円

燃費と耐久性に秀でる、ビジネスバイク・バーディ50の3.5馬力を発生させるエンジンをそのまま搭載したミニレジャーバイク。

写真にはないが、前後に籠・キャリアを装備していた。(写真はヘッドライト・ウインカーをカスタムしてある。ノーマルではヘッドライト・ウインカーはフェンダーのすぐ上に位置し、その上に籠が装着されていた)

ミッションは2種類あり、自動遠心クラッチ3速オートマのFM50と、フルオートマチック式のFM50Aが選べた。
ラブ 1982年1月登場 10万9000円

3.5馬力を発生させるエンジンと2速オートマミッションの組み合わせに、スリムで軽量なボディで登場した本格的シティスクーター。

可愛らしいネーミングと軽く扱いやすいエンジンと車体で女性に人気だった。
ちなみに、82年登場の初期型は角目ヘッドライト。

発売当時、CMにあの現在話題沸騰の歌手マイケルジャクソンを起用し、大いに話題を呼んだ。

また、1984年7月には上級版「ラブスリー」を発売。
「軽く、速く、美しく」の3つをコンセプトに盛り込んだことからスリーとなった。が、エンジンは何故か6馬力に強力にパワーアップ。
レッツ4 2004年9月登場 当時価格10万5000円

レッツが8年ぶりにフルモデルチェンジ。

超簡易なミニキャリア、見やすく設定されたメーター類、大きなメットインスペースなどが特徴。
また、10万円に近い価格の安さも魅力だ。

ちなみに、テレビCMには歌手の松浦あやを起用。
レッツ 1996年2月登場 当時価格14万4000円

セピアシリーズと並行して、実用性重視で発売された「使えるスクーター」。

ライト付きメットインの他に、フロントカウル内に11.6リットルのラゲッジスペースを設けて利便性を飛躍的にアップさせた。

また、一ヵ月後にフロントラゲッジをなくしたレッツUも発売。こちらは10万円を切る低価格が魅力だ。
さらにはレッツUGを発売。こちらはレッツUにスタンドロック機能を採用したモデルで、価格は12万9000円に跳ね上がった。
RG50 1977年1月登場 当時価格11万9000円

SUZUKI初の本格派フルサイズロードスポーツ。
「GT」というそれまでの呼称を新世代に移行すべく、ネーミングを「RG」として、新たにラインナップされた新開発モデル。

スタンダードなパイプフレームに、タコメーター、フロントディスクブレーキを採用し、6.3馬力を発生させる強力な空冷2ストエンジンを搭載。当時のクラスではトップクラスの動力性能を発揮した。

また、特徴でもある星型のキャストホイールはSUZUKIの象徴として、最近までカタナシリーズに採用されていた。
RG50E 1981年2月登場 当時価格13万9000円

RG50の進化版。私管理人が初めて所有したバイクがこれでした(^^)

RG50同様、特徴的な星型キャストホイールはそのままに、フロントフォークに、GPレーサーからフィードバックしたANDF(アンチ・ノーズ・ダイブ・フォーク)を採用。これは、ブレーキング時にフォークの稼動ストロークを制御させ安定したブレーキングを得られる新機構だった。

エンジンはクラス最高の7.2馬力にパワーアップ。

また、これの簡素版として、ディスクブレーキをドラム化・キャストホイール・タコメーターを取り払ってロープライスとしたRG50Tもラインアップされていた。
RG50γ 1982年12月登場 当時価格18万9000円

SUZUKI50cc2スト初の、7.2馬力のクラス上限パワーを発揮する水冷2ストエンジン、さらには専用の6速ミッションを搭載し、当時のワークスマシン、RGγの名を汚す事無く開発されたフルサイズスーパーロードスポーツ。

リアには1本式のフルローターサス、フロント16・リア17インチのホイールを採用するなど、作りに手抜きは一切ないという仕上がり振りだった。

外装は、フルカウルではないがアッパーカウルにアンダーカウルを装備、空力も考慮している。

1984年発売の型からは60km規制でトップスピードを抑えられたが、セッティングを変え加速を重視した。
セピア 1989年4月登場 当時価格12万9000円

SUZUKIを代表するメイン・スクーターは89年の春に誕生した。

誰にでも乗れるようにシート高を低めに設定。さらにシート下には夜間用にライト付きメットインを採用し、実用性も抜群。
エンジンはパワフルな空冷2ストの6.8馬力を発生させ、走りも不満はないレベルだ。

先鋭的なデザインと誰にでも乗りやすいセピアは大ヒット。後に、スポーツバージョン「セピアZZ」(7馬力、リアスポイラーカウル・ディスクブレーキ装備)などに発展していったモデルとなった。

ちなみに、発売当初のテレビCMには井森美幸を起用していた。
セピア

人気のセピアがよりスタイリッシュにモデルチェンジ。

全体的にシャープなデザインに変更されたボディに、エンジンは、馬力はそのままでより煮詰められた空冷2ストエンジンを搭載。
足廻りも見直され、走る・とまる・曲がるという基本走行性能をトータルでレベルアップさせた正当進化系モデルだ。
実用性も見直され、メットインスペースの拡大、フロントポケットの増設と、ライバルに負けず劣らずの手の入れようだ。

当時はHONDAのディオ、YAMAHAのジョグがスクーター界を座巻していたが、それに一矢報いたヒットを記録した。
セピアZZ

モデルチェンジしたセピアの最上級グレードがこのセピアZZだ。

専用のチャンバータイプマフラー、ハイマウントストップランプ内臓のリアスポイラー、フロントディスクブレーキを装備し、エンジンもクラス最強の7.2馬力をマーク。

また、フロントカウルサイドにウインカーレンズを配置するなど、特徴的な作りが人気を呼んだ。
シュート 1984年3月登場 当時価格15万9000円

スクーターのボス的な位置を狙って開発された、大型スクーター。

エアロの特性を含んだダイナミックスなデザインに、スクーター初となるディスクブレーキを採用していた。

エンジンは6馬力を発生する空冷2ストを搭載。大柄なボディイでも乾燥重量は57kgとクラス平均レベルで、動力性能も申し分なかった。

1985年4月にはシュートSを追加。
エンジンパワーアップに加え、デジタルメーターを採用した。
SMX50 発売時期不明 当時価格約32万円前後?

スペインスズキが生産しているフルサイズスーパーモタード。

エンジンはRG50γと同じ型を専用のフレームに搭載。出力も変わらずの7.2馬力だ。
フロントには高価な倒立フォークを採用し、大径の前後ディスクブレーキと、装備の豪華さは国産の比ではない。

タイヤはフロント100、リア130という太さで存在をアピール。車体も大きく設計され、一目見ただけではこれが原付とは誰も思わないだろう。
車重も国産原付よりもかなり重く、動力性能はRG50よりも劣る。

以前は日本にも輸入されていたが、現在は不明。
ストリートマジック 1997年2月登場 当時価格19万9000円

ロードスポーツのフレームに、セピアZZのエンジンを積んだオートマチック・ロードスポーツ。

ライディングポジションはスクーターを全く感じさせないスポーティなものとなり、何よりエンジンがスクーターベースなので軽快感も格別だ。
前後に12インチホイールと扁平タイヤ、フロントにはディスクブレーキを装備。
セピアZZの走行性能を凌ぐ程の完成度を誇った。

また、オフロード仕様の「S」も追加された。

テレビCMではTOKIOの長瀬智也を起用した。
スワニー 1980年1月登場 当時価格9万4000円

車体デザインや車名かも連想する通り、白鳥をイメージして作られたカジュアルスクーター。
当時は硬派なイメージだったSUZUKIにしてはセンセーショナルなデビューだったようだ。

空冷2ストの3.2馬力を発生させるエンジンに、2速オートマミッションの組み合わせは女性に人気が集中した。
また、写真にはないがフロントに籠を標準装備し、実用性は高かった。

また、1981年3月にはスポーツモデルを発売。こちらは籠を廃止、スポーティなフロントカウルを採用した。セル付き仕様もラインナップ。
ヴェルデ 1998年3月登場 当時価格17万9000円

SUZUKIでは珍しい、本格的クラシカルスクーター。

エンジンはレッツ系を搭載し、メットイン機能も持つ。シートは2段階開閉式というユニークなものだった。

デザインも実用性もライバルには負けないレベルではあったが、人気的には先駆者のHONDA・YAMAHAの同クラスには勝てず、マイナーな存在であった事は否めない。
ウルフ50 1989年12月登場 当時価格20万9000円

RG50γのカウルを取り払ったネイキッド版としてデビュー。

「見せるフレーム」をコンセプトにしており、RGのフレームに専用のカバーを取り付けるなどオリジナルの部分が多く、RG50とは別物のバイクといっても過言はないくらいだ。

ヘッドライトはネイキッドらしく丸型とし、個性をアピール。
エンジンは基本的にRG50γに準ずる。7.2馬力のクラス最強パワーも勿論健在だ。

車体もフルサイズにしては軽い乾燥重量73kgを達成。軽快な走りに磨きをかけたバイクだ。
ユーディミニ 1978年3月登場 当時価格9万1000円

乾燥重量47kgという軽い車体のコンパクトボディに、10インチホイール、必要十分なパワーの2.3馬力空冷2ストエンジン、低めに設定したシートを採用した女性向けのモデル。

また、時期を同じくしてユーディミニよりも一回り大きい車体のユーディも発売。

デザインはキープコンセプトとしながらも、こちらはエンジンを3.2馬力にパワーアップ、12インチホイールを採用。さらにはミッションも2速の自動変速型を搭載した上級バージョンだった。

ちなみに、当時のテレビCMには歌手の森 昌子を起用していた。
ZZ 2000年4月登場 当時価格18万9000円

セピア系から脱却し、ひたすらスポーティ路線を突き進んだのがこのZZだ。

前後12インチのエンケイ製という型破りなキャストホイールサイズに、2ピースボトムのショウワ製30パイフォークを採用する気合の入れよう。また大型のフロントディスクブレーキも装備している。

エンジンは空冷2ストでパワーは勿論7.2馬力を発生させる強力なものだ。現在発売されているスクーターの中では最強と言えるスペックを持つハイエンドモデルだ。



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