VFC MK18 MOD1 メカボ検証
東京マルイ製電動ガンと共通性の多いVFC電動ガンですが、MK18MOD1を購入したので早速分解してみます。
メカボックスは東京マルイバージョン2互換との事なので、バラシ方はほぼマルイメカボに準じます。
ちなみにVFC製SCAR、HK416等も同じメカボとの情報もあります。
ちなみに購入後、まずは初速を計ってみましたが平均87前後。もうちょっと欲しいので、今回はスプリング交換も兼ねます。
サイクルはET-1製LIPO7.4V1750MHで秒間20発というハイサイクル仕様です。
さてまずはテイクダウンです。
とはいってもアッパーレシーバーはG&Pと同様に、フロント固定ピンを抜いて(ピンは完全には抜けないようになっています)、
前にスライドさせて外す方式になります。
アッパーレシーバーを外した状態です。
インナーバレルが275mmなので、シリンダーは穴あきタイプですね。
メカボ本体のネジはマルイと違いプラスネジになっています。特殊工具必要なしです。
お次はストック部分。
まずはストックを外し、ストックパイプ内のプラスのロングボルトを外します。
ボルトを外したら、ストックパイプが外れるので、中に走っている配線を引っ掛けないように注意しながら抜きます。
パイプを抜いたら、スリングスイベルも抜きます。
ちなみにこれがヒューズみたいです。これでストック部の分解は終わり。
次はグリップとモーターを外します。
グリップエンドを固定する二本のネジはマルイと違いプラスではなくヘキサゴンタイプです。
こいつを外し、グリップエンドカバーを外します。モーターのテンションでネジを緩めていくとグリップエンドが自然に浮いてきます。
ちなみに、マルイのはグリップエンドを外すとモーターとの間に円状の薄い金属の板(モーターギア調節用)が入っていますが、
VFCのには入っていません。
VFCのグリップはマルイのグリップよりも若干スリムな設計ですね。
モーターの配線はハンダ付けではなくマルイ同様引っこ抜けば取れるタイプです。さすがVFC。
ちなみに、モーター中央の黒い部分の右上に+マークがあります。
この二本の配線を外します。赤い配線がプラス、黒い配線がマイナスです。
*モーター組み直し時に、上の写真を参考にしてください。モーターの向き、配線の取り回し等。
しっかりとモーターのスプリングテンションがかかっている事を確認してください。
確認方法は、モーターを押し込んだ時にスプリングの力でしっかりと戻ってくるようになっているか、です。
これをしないとギヤの歯が破損してしまいます。
次にモーターを引っこ抜きます。
始めはメカボ内のギアと噛んでいるので、ペンチなどを使って左右にグリグリやりながら真上に引っこ抜きます。
強めに引き抜かないと取れない場合があります。
外したモーター。ラベルなしでパワーは不明ですが、おそらくマルイのEG1000と同等か、若干ハイサイクル程度かと。
これでグリップ廻りは終了。
次はレシーバー本体側です。
まずは、ボルトリリースボタンを外します。
マルイのはただハマっているだけですが、VFCのはボルトリリース機能が付いているので、まずはこいつを外します。
矢印場所の、ボルトリリースボタンを固定するピンを抜きます。
次に反対側の、矢印の突起物を押し込んだまま、ボルトリリースボタンを引き抜きます。スルっと抜けます。
ちなみにこれが外れたボルトリリ−スボタン。長いアームが先ほどの突起物に引っかかっている構造です。
次にマガジンリリースボタンを外します。
マルイ製品であれば、矢印の箇所にマガジンリリースボタン固定用のネジがあるのですが、
VFCのはご覧の通りなにもありません。
ではどうするのかというと、レシーバー反対側から外すようになっています。
マガジンリリースボタンを強く押したまま、写真で浮いているレバーを反時計回りに回して外します。
こんな感じにグルグル回していきます。
次に写真の矢印部分の、レシーバーにささっている2本のピンを抜きます。
トリガー上部にあるピンは硬いので、プラスチックハンマー等でコンコン叩きながら取るのでちょっとやっかいです。
左側のでかいピンはすぐ抜けますが、完全に抜けない作りになっています。
これでレシーバーからメカボをグリグリと取り外せます。
次はメカボの分解に入ります。
ちなみにノズル下に「このシールを破いたら保障消えるよ!」ステッカーがありますが、そんなの関係ねえ!そn(ry
まずはメカボ分解前に、ボルトリリース機能のパーツを外します。マルイメカボにはないパーツです。
シリンダー真下のパーツです。
まずは右の矢印のプラスネジを外し、金属パーツを外します。
次に左の矢印のピンをマイナスドライバーなどでこじって外します。
ピンを外せば下を走っている細いテンションパーツはそのまま取り外せます。
いよいよメカボを開けます。マルイ同様、8本のネジを外し、慎重にメカボを開けていきます。
ただし、マルイメカボでよくある、開けたと同時にスプリングテンションが開放されてスプリングぶっ飛び現象は起きません。
何故なら、スプリングガイド後方にマイナスのボルトが仕込んであり、メカボとスプリングガイドを固定しているのです。
メカボオープン状態です。矢印は編集ミスです、気にしないでくださいw
ざっと見て、
黒いアルミシリンダー
ポリカーボネイトピストン(ピストンヘッドもアルミ製、後方吸気タイプの穴あき)
シーリングノズル
ポリカーボネイトタペットプレート
ベアリング付きスプリングガイド
がマルイと違うパーツです。
あとベアリングはメタルで7mm?仕様になっとります。
ただスプリングはデチューン仕様で、マルイ純正よりも若干パンチがありません。
各ギアは強化バージョンではなくマルイと同様?っぽいですね。
つかそんなことよりベベルギアとスパーギヤにグリスがほとんどついてねえ!w
ちなみに各ギヤにあるはずのシムはなく、スプリングテンションタイプになってますね。これってどうなんでしょうか?
ハイサイクル対策で、一歯カットしてありますね。ガイド部分も3箇所ほどくぼみがあります。
とりあえずはスプリングだけ0.9Jのものに変更し、しばらくはこのままで使っていきます。
それと、ギヤのグリスがないのでマルイの特殊粘度グリスをハケを使って満遍なく塗布し直します。
後は組直して終了、早速初速を計ります。
一番最高でこの数値。ちょっと高めだけど、ゲームで使うにはバッチリですね。サイクルは秒間18〜19発程度。
ギヤノイズも小さくなりました。
という訳で、VFC製メカボは殆ど何の問題もなく実践投入出来るレベルにあることがわかりました。
パーツもほぼ全てマルイ互換で、破損しても問題なく復旧出来ます。
ただし、個体差が激しいのでやはり一度分解してメンテナンスする事をお勧めします。
工場出荷時のパーツの噛み合わせを一度フリーにすることで、クリアランスが生まれギヤノイズも減ります。
それでもあの外装で、このカスタムメカボが入っていて実勢価格4万弱(場所によっては3万切ります)は魅力的ですね。
ただ気になるのは短いスプリングとシムがスプリングテンション式ということ。
気になる点は実際ゲームに投入して品定めです。
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