横田基地日米友好祭2011




8/21、あいにくの雨天の中東京都福生市にあるアメリカ空軍横田基地へ出撃してきた。参加者は連合チームからダイスケ氏、Q氏、リッパー氏、イノーバ氏、ブラウン氏。
友好祭は20日と21日の土日に開催され、当初の天気予報では土曜日が雨で日曜日は曇りのち晴れであったが、いざ日曜日が来ると朝から小雨。

例年2日間で20万人の来場があるということで、開門の9時前に到着して混雑する前に見回ってしまおうという計画に。
しかし、友好祭開催期間は周辺の道・鉄道も含め終日大混雑するのが恒例となっている。


横田基地は沖縄を除くと日本最大のアメリカ第5空軍が運営する空軍基地で、総延長3km以上、幅60mの長く大きな滑走路を一本有している。
これはこの基地には実戦部隊はおらず、輸送機などの大型機をメインに運用しているからである。
時には軍がチャーターした旅客機や政府専用機も飛来しており、3月11日の東日本大震災では日本に向かったデルタ航空、ユナイテッド航空、オランダのKML航空などの国際線機が相次ぐ各空港の閉鎖(東北方面の空港がほぼ全て閉鎖されたため、羽田、成田などに離陸が殺到し、これらも閉鎖となった)によって着陸する事が出来ず、この横田基地にダイバート(目的外地緊急着陸)して燃料を補給し、その後離陸するという事態もこなした。そして被災地に物資の輸送やPJ隊員の派遣等多大なる支援を尽くしてくれたのだ。


という訳で早朝に出発し、基地の最寄り駅から2,3つ離れた駅周辺のパーキングにクルマを停めて、最寄り駅まで電車で移動、という行き方を選択。
福生市には8:30くらいに到着。が、周辺の道路は全く混雑しておらず、一度そのまま入場ゲート付近まで走ってみた。
するとゲートから100mも離れていないところに修理工場が臨時設営している駐車場を発見。
この時期、基地周辺のパーキングは当然のごとく大混雑するのが定番で、それを見据えたパーキング会社は値段を大幅に吊り上げる。場所によっては
1時間1,000円にするところもあるらしい。
しかし、この度見つけたそこはなんと一日1,500円。もちろん迷うことなくそこへ入り駐車場ゲットとなった。




開門までゲート前で待機していたが、開門待ちの人数は500人程度くらいと想像より遥かに少ない。
雨が降っているという事もあるだろうが、去年開催時の写真を見ていても基地周辺の歩道や道路は開門待ちの人や駐車場を探すクルマで大混雑していたというのに。

やがて9時になり開門。
まずはゲート前まで進むとABUカラーの迷彩服を着た空軍兵士に金属探知機を使ってチェックを受ける。
が、全員という訳ではなく、特に服を2枚以上重ね着している人やポケットが多い服を着ている人を重点的に止めて行われていた。
我々は誰一人引っかかる事なく通過。ちょっと残念。

そしてメインゲートで手荷物検査があるのだが、ここもバッグなどの中をチラっと見せるだけで通過。
特にイノーバ氏は米軍に納入しているEAGLE社のYOTEハイドレーションパックを持っていたが、中身を見せただけで何の問題もなかった。
ブラウン氏はこれまた米軍が採用しているトゥルースペックのコンバットシャツOD色にUSフラッグパッチを付けて望んだが、何も言われず。




中に入り、倉庫街を滑走路方向に直進する。ここはもうアメリカカルフォルニア州なのだ。
歩けるのは滑走路に続く道だけで、左右には空軍兵士が立っていて警備をしていた。少し歩くと、マッドマックスを意識した、かどうかはわからないがそれっぽい改造を施した人員運搬列車が待機している。何故かフロントには白い熊さんのぬいぐるみがくくりつけられている。ちなみに乗車絵料金は100円だが、走るのは200m程度である。

そのまま歩いて進むと、左右にズラリと並んだ水色の簡易トイレが。ご丁寧にも「洋式」・「和式」に分けられており、これらは滑走路の方にも大量に設置されており全部で300基はあっただろうか?

滑走路手前まで行くと、空軍兵士と共に座ってシェパードの警備犬が出迎えてくれた。動物大好きなQ氏とブラウン氏が速攻で駆け寄る。
しっかりと調教されているのか、全く大人しく飼い主の兵士の指示通りに動いていた。




滑走路に到着すると、早速テントの出店が左右にズラリ。Tシャツ売りの黒人兵士が「Tシャツーヤスイヨーキネンニドゾー」などととても賑やかである。
見回りであろう兵士がゴルフカートに乗って時折巡回している。残念ながらライフルやカービンは持っていなかったが、サファリランドのレッグホルスターにはM9を確認した。





出店には有名なアップルパイを売る店や、アメリカでは定番のアンソニーピザも売られている。
基地内では円とドルが両方使用できる。ただ、基地内レートが1ドル=100円に設定している店が多く、事前に銀行等でドルに換金していったほうが正解であった。事前に換金していたダイスケ氏とQ氏はウハウハである。ドルを使えば、1,000円の物が750円で買える計算だ。

滑走路横には大きな格納庫があり、中には特設ステージと、左右にアメリカン雑貨を販売する店がズラリと並ぶ。
格納庫奥には日米友好を現す巨大な国旗が設置してあった。




格納庫入り口の地面には、「DANGER」「立ち入り制限区域」「実力行使」等の物騒な単語が書いてある。そう、ここは治外法権区域なのだ。
左右の店にはアメリカ産のスナックやゲータレード等のドリンク、キャップやTシャツが売られている。パットゴルフ屋もあった。




まだ開門直後という事もあり、時間も9時半くらいなので食い物系の出店は人がいない。しかし肉を焼くいいにおいが充満しており、嫌でも食欲をそそってくる。
雨は相変わらず止まず、時折本格的に降ってくるなどコンディションは良くない。




何故か滑走路上にはドラッグレースカーやカスタムトラック・バンなどが展示されている。兵士の個人的趣味の品だろうか?ナンバーは日本のもの。




肉の匂いに魅かれつつも、まずはメインである滑走路駐機場へ。
出店がある場所から200m程度離れた、奥の場所に駐機してる。その反対側にはヘリコプター等が展示してあった。





アメリカ空軍所属 韓国オサン基地から飛来したA−10C サンダーボルトU、通称ウォートホッグ(イボイノシシ)。
攻撃機であり、低空侵入をメインに運用するため操縦席にはチタン製の防弾版が設置してある。亜音速機のため攻撃を受けやすいので機体も対被弾性に優れている。
主翼下の11箇所に及ぶハードポイントに搭載できる爆弾やミサイルは7トンを超える。特徴は機首前方に搭載されているGAU−8アヴェンジャー30mmガトリング砲。劣化ウラン弾を使用し、毎分3,900発を発射、搭載キャパは1,200発弱。





今回の目玉である、イギリスレイクンヒース空軍基地所属のF−15Eストライクイーグル。
イギリスからわざわざ飛んできたのかと思いきや、現在横須賀に所属している米海軍の空母戦闘群が演習で長期不在で、アジアの戦力バランスが崩れるのを防ぐために現在韓国に展開している部隊のものということだ。

F−15Eは、ベースとなった制空戦闘機であるF−15Cの余りあるエンジン出力を有効的に使うため、爆撃能力を付加した機体であり、戦闘爆撃機である。
F−15ベースとはいえ、機体の6割を再設計しており、電子機器も一新されているのでほぼ別の機体といっていい。
機体には固定増槽タンク(コンフォーマルタンク)を設置し、航続距離を大幅に増やしている。搭載出来る兵器は約11トンで、アメリカが使用するほぼ全ての兵器を搭載可能。空戦能力も据え置きである。





アメリカ空軍所属のF−16C ファイティングファルコン。今回は2つの基地から2機ずつ、計4機が飛来。映画「アイアンイーグル」や「メタル・ブルー」などで御馴染みだ。
水平尾翼に書かれたWWは青森県三沢基地所属の機体。通称ワイルド・ウィーゼル(敵防空網征圧任務機)。
ワイルド・ウィーゼル機の任務は敵国への攻撃の際、真っ先に飛行して敵国の対空目標として注目を集める「囮」となる、撃墜される確立が非常に高い危険な任務を担当する。及び敵国の対空施設の破壊なども付随する。

WPと書かれた機体は韓国クンサン基地所属の機体で、愛称はウルフ・パック。それにしても今回は韓国からの機体が多い。・・・韓流ブームですか( 'A`)

F−16はマルチロール機(複数用途運用可能)言える機体で、エンジンは単発ながらも軽量で、現在開発中の後続機、ステルスマルチロール機F−35と比べてステルス性を除けばこれに匹敵するほどの性能を持つ。そのため、F−35が配備された後も対地攻撃機としてしばらく運用されるとの情報がある。

展示機の主翼両端にはミサイルが搭載されていた。
弾頭が白いものが、AIM−120アムラーム中距離対空ミサイル。射程は75〜105km。
黄色いものがAIM−9M/Pサイドワインダー短距離対空ミサイル。射程はおよそ18km。





アメリカ海兵隊所属のF/A−18C。通称レガシーホーネット。

機体の所属は山口県岩国基地のVFA−94。部隊名はマイティシュライクス。
カラーリングが凄い(笑)方が隊長機。ちなみに通常塗装機のパイロットはなんと女性であった。

F/A−18は空母艦載機として運用されており、外洋で活動する空母戦闘群の防空任務、敵国への対地任務を担うマルチロール機の一つ。
2005年に、映画「トップガン」等で有名になった空母艦載機F−14トムキャットが退役してからは、アメリカの空母甲板はこのF/A−18で埋め尽くされている。
現在はより高性能のF/A−18E/Fスーパーホーネットに更新が進んでいる。




航空自衛隊所有のT−4練習機。所属はお隣埼玉県の航空自衛隊入間基地。愛称はドルフィン。

レシプロ機による初等訓練を終えたパイロットが次の訓練で使用する機体で、訓練機につき兵装システムは搭載していない。最高速度はマッハ0.9。




陸上自衛隊所有のC−1。日本オリジナルの輸送機。埼玉県入間基地第2輸送航空隊所属。以前デザートストーム川越上空を飛行していた部隊のものだろうか?
形状は一般的な輸送機なのだが、機体を90℃に傾けた急旋回飛行を行う事が出来るなど凄まじい機動性能を持つ。
この機動性はアメリカ軍にも一目置かれ、特殊部隊用との運用を前提に採用を検討していたという噂があるようだ。




航空自衛隊所有のE2−C早期警戒機。愛称はホークアイ。青森県三沢基地所属。
1970年代に起きたソ連のベレンコ中尉のミグ25による領空侵犯事件において、当時の低空レーダー能力に盲点があると判明したため、急遽導入された機体。
探知範囲内の空域にいる航空機の識別と分析を主任務とする。
元は米海軍の空母艦載機なので、主翼が折りたためるようになっている。機体上部にある皿(レドーム)を回転させ、全方位索敵警戒を行う。




海上自衛隊所有のP3C対潜哨戒機。愛称はオライオン。おそらく近場の厚木基地からの飛来か?
その名の通り、潜水艦に対する対応を主任務とする。魚雷や爆弾の搭載が可能である。ベースは旅客機のL−188という飛行機。




航空自衛隊所有のE−767 AWACS(早期警戒管制機)。愛称はJWACSで、航空自衛隊のみで採用しており、しかも4機しかないという貴重な機体だ。
使用用途は上記のE2−Cと同じであるが、この機体は加えて航空管制機能を持つ機体だ。探知範囲も索敵能力もコチラのほうが優れている。

ちなみに一機550億円という超高級機である・・・。




青森県三沢基地所属の航空自衛隊F2-A支援戦闘機。
ベースは上記にて紹介したアメリカ空軍のF16ファイティングファルコンだが、あくまでベースというだけで大きさも一回りコチラのほうが大きく、共通部品はほぼないといった、全くの別機といっていい。ただし形状はベース機とほぼ同じである。
任務は対艦・対地がメインであり、洋上を飛行するため塗装もそれに沿った青を基調とした配色になっている。もちろん対空兵装も搭載可能で、格闘戦(ドッグファイト)では最新の第5世代戦闘機と同等の性能を持つと言われている。




さて、滑走路最深部には巨大な輸送機が駐機していた。
手前にいるのが現在のアメリカ空軍の主力輸送機、C-17グローブマスター。
奥にいるのがC-5ギャラクシー。





C-17グローブマスター。アメリカ空軍の主力輸送機で、搭載ペイロードは77トンを誇る。単純に考えるとヴィッツとかフィットが77台積める。
水平尾翼のテールコードはHH、ハワイ州ヒッカム空軍基地所属。
全長全幅共に50mを超え、エアバスA300よりも大きい。最大ペイロードでの航続距離は約4,400km。




C-17は機内を見学する事が出来た。コクピットも見学できたが、雨の中100mくらいの大行列になっており、断念。
外見の大きさの印象に比べて中は割と狭いな、という印象。天井や内壁は配線やらホースが剥き出しだ。まさに軍用といった感じである。




機内ではパイロット達がTシャツやパッチなどのグッズ販売に追われている。




搭乗員用?のソフトアーマーとベストも展示してあった。
ベストにはMK13シグナルフレア(発炎筒)のブラック色が2つ、MS2000ストロボライト、高度計、無線機などがセットされている。




C-17の大きさがよくわかる。




進入禁止で近づく事は出来なかったが、滑走路のさらに奥には横田基地所属のC-130とC-17が並んでいる。
テールコードの「YJ」はヨコタ・ジャパンの意味である。




続いてC-5ギャラクシーである。C-17よりもさらにデカい。




C-5はアメリカ空軍最大の輸送機で、最大ペイロードは実に122トンに及ぶ。
しかもこの展示機は世界に2機しかない、NASAなどで使う宇宙用ロケットを運搬できるよう改造されたものだそうだ。

所属はカリフォルニア州トラヴィス空軍基地。





C-5はとにかくデカい。ターボファンエンジンはC-17のものと大差ない大きさだが、機体の大きさはボーイング747よりも一回り大きい。
友好祭初日の土曜日は機内も開放されていたようだが、この日は雨のせいか機内見学は出来ず。バックリ空いた機首の下ではパイロット達が椅子に座って談笑していた・・・。




タイヤはグッドイヤー。大きさは10トンダンプと同じくらいか?これ1本の値段はおそらくウン十万するはず。




C-5は大型貨物を搭載する都合上、操縦席を除いた機首部分も開閉出来るようになっている。




4基のターボファンエンジン。同じものがボーイング767やエアバス300シリーズにも使われている。初飛行が1970年と古い機体なので、エンジン音はC-17よりも大きいとの事。




C-5、C-17の大きさ比較。下はE767とF2-Aの大きさ比較。




C-5の脇に立っていた空軍兵士。カメラを向けるとすぐ笑顔で応じてくれるのが嬉しい。
ホルスターはサファリランドの6005か?






続いてヘリコプター。
こちらは陸上自衛隊所有のUH-60Jブラックホークだ。日本では多目的用途として使用している。
機首の突起は航法気象レーダー。機外左右には増槽タンクが付いている。機内には入れなかったが、中にはODやカーキのバッグが置かれていた。簡易シートも設置されておらず。
窓から何やら血のようなものが流れた跡があったがキニシナイ!




続いて同じく陸上自衛隊所有のCH-47チヌーク。人員や軽車両、砲などの運搬がメインである。機首側面には機長の名前が書かれている。
初飛行が50年前という設計が古い機体だが、未だ後継機も開発されず今後も第一線で活躍するであろう。
つい先日、アフガニスタンで米海軍SEALsのチーム6(DEVGRU)の隊員22名がこのチヌークに登場中RPG-7で撃墜され全員戦死した事件があった。

最後の写真、「
緊急時はここを破れ」と書いてあるがどう破れと・・・。発破か??




後ろのハッチは空いていたが、残念ながら内部を見ることは出来ず。機体後部にあるバブルウィンドウは救難探索用らしい。




陸上自衛隊所有のOH-6。アメリカでの愛称はカイユース。用途は観測で、赤外線暗視装置や赤外線照射装置を搭載している。
基本非武装機だが、アメリカ陸軍大160特殊作戦航空連隊では左右1箇所にハードポイントを設けて対地攻撃能力を付加して運用している。映画「ブラックホークダウン」で活躍しているのがこれ。




殆どの戦争映画やアクション映画で御馴染みのUH-1。陸上自衛隊所有機。






映画ブラックホークダウンで御馴染みの、アメリカ陸軍所属のUH60 ブラックホーク。上記のUH-1の後継機である。
近年のアメリカが関与した戦闘、特に地上戦や急襲作戦にはほとんどこの機体が使用されている。ビン・ラディン殺害作戦にはこのブラックホークのローター部分にステルス形状のパーツを組み込み使用した事は記憶に新しい。




ブラックホークのコクピットに座る事が出来た。パイロットヘルメットもかぶれる。
計器類はほぼアナログ。そして異様に狭く、座るのにも苦労する。日本人よりガタイがデカいアメリカ人がここに座るのは相当辛いのではないか?




外でパッチ等のグッズを販売している陸軍兵士と、機内から見つめる陸軍兵士。
外に立っている兵士の一人はオークリーのSIアサルトブーツを着用している。

ここでリッパー氏とブラウン氏がブラックホークのパッチを購入したが、パッチ売りの陸軍兵士がコンバットシャツを着ているブラウン氏を見て
オー、アレハコンバットシャツジャナイカメーン?
的な事を言っていたよとリッパー氏が言っていた。そこでブラウン氏が買ったパッチを早速方のベルクロに付けてみると、それを見た陸軍兵士が
NICE!
と言って親指をGOOD!とやっていた。こういう交流も基地祭の醍醐味である。




機内には気さくな陸軍兵士が座っており、一緒に座って写真撮影にも応じてくれた。機内レイアウトは陸自所有の機体とはだいぶ異なっている。




ヘリコプターの横にいたのはC-130JハーキュリーズU。ターボプロップエンジンの輸送機だ。
原型飛行は1954年と半世紀以上前の機体だが、マルチパーパス性能、輸送能力と生産性、何より短距離離着陸に優れている事から今でも世界中で使用されている傑作輸送機。この機体は電子機器等をデジタル化した近代改修型のUである。





これで航空機は一通り見学終了。入場者数はあいかわらず少なく、雨も未だ降り続いている。それにしても広い。

F-22はやはり今年は飛来しなかった。
アラスカでの墜落事故、F-22パイロットに起こった原因不明の体調不良が原因で5月から全機飛行禁止措置になっているとの情報があったので当然だが。




ヘリコプター群の近くに立っていた空軍兵士。着ているプレートキャリアはDBTのプレキャリ。しかもABUカラー。




的めがけてボールを投げ、当たると小屋にいる兵隊さんが下の水たまりに豪快に落ちるというゲーム。3投で200円。全部外しても横にいる兵隊のスタッフが的を触って落としていた。
せっかくだからやってみたかったが、殆ど子供か関係者くらいしかやっておらず恥ずかしいので結局スルー。




航空自衛隊の軽装甲機動車。航空自衛隊府中基地から自走か!?上部にはM2やMINIMIを搭載出来る。




その横には訓練用の89式小銃やシグP220が展示。重さは実銃と同様、ドットサイトも実物。P220は異様に軽かった。




一瞬ここが滑走路上ではなく神社か何かの縁日と思ってしまう店構え。




オペレーショントモダチのTシャツを売る娘。(* '∇`*)




東日本大震災で支援してくれたお礼を書く。




12:30頃、突如滑走路が閉鎖。ロープが張り巡られる。
去年までの基地祭だと、いつもは滑走路閉鎖が15:30頃。なので、なんでだろうと皆首をかしげる。まさかもう外来機帰投が始まるのか??




しかしその後いくら待っても何も起きず。航空機のエンジンも止まったままだ。
と、ここで辺りを見渡すと雨は上がっており、午後からの外来機帰投を見ようと入場者数が物凄い事に。

さすがに疲れたので、一度基地を出て近くの喫茶店かどこかで休憩することにする。




入り口にいたジャーマンシェパード犬のアップ。本当に言う事を利く頭のいい子である。




K9、所謂警察犬。同じくジャーマンシェパードだ。


基地のゲートすぐ近くに喫茶店を発見、休憩する。アイスコーヒー、500円・・・。

しばらく談話していると、


「ゴオオオオオオオオォォォォォォォ・・・」

とジェット音がするではないか!!


「やべえ、コーヒー飲んでる場合じゃねえ!」

急いで飲み干して再び基地へ走る。
滑走路は閉鎖されたままだが、よく見ると陸自のヘリコプターやP3C、F2-Aなどがいない・・・。
やってしまった( 'A`)

くやしいので、そのまま滑走路横にへばりつき、粘る事にスル。




滑走路反対側には、ニュージャージー州マクガイア空軍基地所属のC−17が何をするでもなくずっと駐機していた。





しばらくすると、横田基地所属のC-130がタキシングして滑走路に。
おお、飛ぶか!と見ていると、何やらリアゲートが空いたままだ。これは降下ショーをやるのでは!?と皆期待する。


・・・が、結局ゲートを空けたまま滑走路を一周して終了。

一同 ( ゚ Д゚ )ポカーン。




そのまま時間だけが流れ、もう帰ろうかと思っていた矢先、閉鎖されていた滑走路が再び開放。

やることがないので再びF-15E等を見ていると、滑走路でジェットエンジン音が。


・・・何のアナウンスもなく突如展示機ではないC−17が離陸・・・。
尾翼にAKとあるので、アラスカ州の基地所属の機体だ。
慌ててカメラで動画撮影するも、展示機が邪魔でほとんど撮る事が出来ず・・・。

その後、再び戦闘機展示場所まで戻り、みんなでイケメンパイロットを含めて撮影。
ここでブラウン氏が勇気を出して、F-16パイロットとの写真撮影時にこれからまだ帰投があるかを片言の英語で聞いてみた。

ブラウン氏「あー、ディスプレーンイズ、トゥデイノーフライト?」
パイロット「Year,Nofligt!」
ブラウン氏「ノーフライト・・・」
パイロット「Yes,Noflight!」
ブラウン氏「オーケー、サンキューベリーマッチョ!」

というわけで、本日はもう何も飛ばない事がわかったので、撮影を終えて帰ることに。残念。




空軍仕様のハンヴィーが一台あったので撮影。






帰り際、M4を持つ2人の空軍兵士を見つけ撮影しまくる。
バレルは皆14.5インチでRASハンドガード。ストックはコルトで6ポジションのもの。どちらもフォアグリップは付けていなかった。
工学機器はドットサイトがM2コンプ。レールにはPEQUとインサイト社のM3Xライトをセット。新旧装備のコラボが渋い。
サイドアームは皆サファリランドのホルスターにベレッタM9を装備していた。

楽しみにしていたPJ・CCT装備のブースは去年に引き続き今年も設置されなかった。


最後にこの日購入した食料のご紹介。
この基地祭の名物は兵士が焼くアメリカ産のステーキ。これだけは何が何でも食いたかった!
味も肉の味一本で非常に美味しい。ただし付属のパンとトウモロコシは激マズ・・・。



以上のものは滑走路横で直接アメリカ兵が焼く出店で購入したもの。基本大雑把だが、味は最高。
上からアメリカンステーキ、スペアリブ、チーズバーガー。





以上のものは滑走路上にあったブースの食い物。上からハーブソルトチキン、フライドチキン、フライドポテト、タンドリーチキン、うずまきソーセージ、ケバブ。
最後のピザは冒頭の看板にあったアンソニーピザ。帰り際にお土産として購入。サラミとイタリアンソーセージのみのシンプルピザだがスパイスが効いていて凄く美味しかった。

どれも日本では味わえないような、いかにもアメリカンな濃い味ばかりで我々男性陣的には最高。
ただし画像にもあるがうずまき形状のソーセージだけは平凡な味でガッカリであった。




基地祭に行ったら必ず買うのが恒例となっているという、ゲータレード。通称「色水」。
原色のみの赤、黄色、ピンクなど数種類があり、おおよそ飲み物とは思えない配色が不気味だったので、比較的味も無難なそうなこの色を購入。味はレモネード。


うん、まずい。




以上、報告おわり。

今回も去年同様にPJ・CCT装備ブースがなく、陸軍特殊部隊の隊員達も姿を見せず大変ガッカリであった。
最後の最後にM4を持った兵隊がいたのがせめてもの救いか。来年もしまた行く機会があれば是非展示して欲しいものである。


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