H 〜50cc 51cc〜125cc 126cc〜250cc 251cc〜400cc 401cc〜750cc 751cc〜 Y 〜50cc 51cc〜125cc 126cc〜250cc 251cc〜400cc 401cc〜750cc 751cc〜
S 〜50cc 51cc〜125cc 126cc〜250cc 251cc〜400cc 401cc〜750cc 751cc〜 K 〜50cc 51cc〜125cc 126cc〜250cc 251cc〜400cc 401cc〜750cc 751cc〜


HONDA 〜50cc


エイプ50 2001年2月登場 当時価格19万9000円

HONDAの若手開発チーム「Nプロジェクト」が生んだシティトラッカー。
CB50系の空冷4ストOHC2バルブ単気筒エンジンを搭載し、3.7馬力を発生。
前後に同サイズ(120‐80‐12)の極太タイヤ、5速ミッションを採用。また、HONDA初となるバッテリーレス仕様となっている。
乾燥重量75kgという軽い車体に取り回しの良さも手伝って、若者を中心に人気を博している。
メーターはシンプルなスピードメーターのみだが、エンジンが元々高回転型ではないのでタコメーターはなくとも気にならない程度。ブレーキは前後ドラムブレーキを採用。
カスタム用のアフターパーツも豊富に発売されており、カスタム初心者にも最適な一台と言えるだろう。
バイト 2002年1月登場 当時価格17万9000円

「Nプロジェクト」の第3弾。
クレアスクーピー系の燃費・耐久・静粛性に優れた水冷単気筒エンジンを搭載。余分なパーツを極力使わず、コストや軽量化に重点を置いたスタイリッシュな一台である。
バイトの特徴でもある、工具を一切使わずに自転車のサドルのように7段階の高さ調節が可能なシートや、軽い車重、スマートな車体レイアウトが女性に好評。

前後連動コンビブレーキ、MFバッテリーも標準装備。
セキュリティでは、メインキーにシャッター機能を採用。
またオプションのイモビライザーを容易に取り付け可能なように作られている。

ちなみに、街中で走っている姿を観たのはまだ2回しかない。
原宿とか渋谷とかでは多く見られるんだろうか?
CB50 1971年5月登場 当時価格7万5000円

ダイヤモンド型フレームに新設計のエンジンを搭載した、SS50のフルモデルチェンジ。
当時のクラス初のタコメーターを採用し、話題を呼んだ。
そのスタイルは、現代のネイキッドの原型とも見て取れる逸脱したデザインだった。
71年の発売当初は前後ドラムブレーキだったが、73年5月登場のJXからフロントディスクブレーキを採用。(写真はJX)
最終モデルは1981年2月。人気車であった為約10年間も販売された息の長いモデルであった。
最終型ではフロントディスクブレーキが油圧式に変更され、価格も13万9000円まで引き上げられていた。
NSR50 1987年6月登場 当時価格21万9000円。

当時人気を博したライバル、YAMAHA YSR50打倒を目標に開発されたカッ飛びミニ・レーサーレプリカ。愛称は「Nチビ」。

YSR50が空冷2ストであったのに対し、NSR50はNS50Fのエンジンをより高回転型に仕様変更した水冷2ストエンジンを搭載。前後ディスクブレーキに6速クロスミッションと、全ての性能面でYSR50を上回った。

87年からの初期モデルは当時のNSR500にそっくりなカウリングを採用していた。
ディテールにまでレーサーにこだわったその作りはあっという間に若い走り屋の心を掴み、発売されるやいなや爆発的ヒットとなった。

90年代半ばにカウリングをモデルチェンジしたが、排ガス規制により生産中止に。
しかし、こんな高回転バイクで原付の制限速度30kmを守るなんて出来ませ〜ん(^^;
ズーマー 2001年6月登場 当時価格18万9000円

「Nプロジェクト」の第2弾は露出系スクーターだ。
現代の若者のバイクスタイルに合わせるかのように、ネイキッドスタイルに前後極太タイヤ(前輪サイズ:120/90-10・後輪サイズ:130/90-10)、デュアルヘッドライト等ユニーク且つ個性的なスタイルに仕上がった。

その無骨なスタイルが若者の心を掴み、エイプ以上に大人気となりカスタムパーツも豊富にラインナップされている。

エンジンはクレアスクーピー系の水冷4スト単気筒。
シート下スペースはフリーラゲッジとし、長物からバッグまで幅広く積載可能。
メインキーにシャッター機能を施しセキュリティも申し分ない。
XR50モタード 2005年2月 240,000円

本格的ミニスーパーモタード。
エンジンはエイプと同じキック始動の空冷4ストOHC単気筒を搭載。馬力はエイプより低めの3.3馬力。セルは未装備。
前後ディスクブレーキに5速ミッションの組み合わせで、小柄な車体と軽い車重で軽快な走りを満喫できる一台。

全体の作りはモタードとしては非常に良く出来ている。燃料タンクは5.7リットルとこのクラスでは普通レベルだ。
SS50 1967年2月登場 当時価格6万2000円

高回転型の空冷4ストOHC2バルブ単気筒エンジンを搭載した、当時のHONDAではクラス初となるスーパースポーツ原付。

ブレーキは前後ドラム式ではあるが、6馬力を搾り出すエンジンに5速ミッションを採用し、最高速度はなんと95kmに達した。

このバイクが街中を走っていた当時は、規制だのなんだのが存在すらしていなかった、羨ましい時代でした。ただ、その分死亡事故も続発した時代でした。
CD50 1965年11月登場 当時価格10万6000円

丈夫な空冷4スト単気筒のカブ系エンジンを搭載した息の長いビジネスバイク。
5.2馬力を発生させるエンジンは思いの他扱いやすく、乗り手を選ばない。

65年のデビュー以来、大きな変更や見直しもなく、今もなおスーパーカブとともHONDAのビジネスバイクの中心的存在としてセールスを続けている。それだけこのバイクが優秀であるという証拠だろう。
CRM50 1988年2月 当時価格23万9000円

HONDA渾身の本格的オフロードランドスポーツ。
MTXより一回り小さい車体だが、モトクロッサーのCRシリーズのスタイリングそのままの車体デザインにパワフルなNS系の水冷2スト単気筒エンジンを搭載。
前後油圧ディスクブレーキにクラス上限の7.2馬力を発生させるエンジン、さらには6速ミッションとの組み合わせによりスポーツ色を強めたモデルとなった。

排ガス規制により、現在は生産中止。
現在、中古市場ではモタード人気も相まって若干のプレミアがついており、初期物でも18万円以上の値段が付いているの物もある。タマ数も多くないので入手が困難なモデルだ。
ダックス 1969年1月登場 当時価格6万9000円

モンキー・ゴリラとともにHONDAを代表するミニ・レジャーバイク。
直訳すると「アヒルの群れ」??
モンキー・ゴリラと同クラスのバイクのネーミングは哺乳類系なのに、なぜかこれだけは鳥類。さすがにチンパンジー50とかオラウータン50だと名前が長すぎるからか??

モンキーやゴリラよりも若干大きい車体だが、エンジンなど基本的な作りはほぼ一緒。
69年のデビュー以来、10年間で約73万台を生産した脅威のロングセラーとなっており、生産・販売は40年近く経った現在も続いている。
また、モンキー同様、数多くの派生型が存在している。初期型は現在プレミア価格。
JAZZ 1986年4月登場 当時価格19万9000円

低いシートに長いホイールベース、大きく伸びるアップハンドルに大きく前傾したフロントフォークを兼ね合わせた本格的アメリカン。
エンジンは燃費・耐久性に優れた空冷4スト単気筒を採用。
また各パーツ(エアクリーナーBOX,バッテリーBOX等)にめっき加工を施し、高級感をアップ。

現在は生産を終え、マグナ50にその座を譲り渡している。
マグナ50 1995年4月登場 当時価格29万9000円

JAZZをベースに、エンジンとフレーム以外をほぼ一から作り直した、さらに上のリアリティを追求したリアルアメリカン。
細部にまで徹底的に仕上がりにこだわり、原付とは思えないほど完成度が高いバイクだ。(その分値段も跳ね上がったが・・・)
メーターはタンク一体型に変更され、ブレーキもフロントに油圧式ディスクブレーキを採用。
車体もJAZZに比べ一回り大きくなっており、プチハーレー気分を手軽に(?)楽しめる一台だ。
MB‐5 1979年4月登場 当時価格13万6000円

ホンダ初の2ストロードスポーツ。
新開発の空冷2スト単気筒エンジンは、当時クラス最高の7馬力を発生。またフロントディスクブレーキを採用し、軽い車体を確実に制御でき、ピーキーなまでに加速させた。
今見てもこのスッカスカのナイスバディスタイルは個人的に好きかも。

また、アップハンドルを採用したMB50も翌年に発売。
ちなみに、このMB−5の発展型がMBX50である。
SOLO 2003年3月登場 19万9000円(カラーオーダープランは15.000円高)

「Nプロジェクト」の第4弾はチャリンコ型ロードスポーツ。
コンセプトは、自転車感覚で気軽に乗れるファッション型バイクだ。
パッと見チャリンコそのままだが、エンジンはカブ系の空冷4スト単気筒、初心者や女性にも簡単に操作できる自動遠心クラッチを採用。スクーター感覚での操作を可能とした。

また特徴として、カラーオーダープランを利用できる。
カラーリングは、マットフラットシルバーメタリック、モンツァレッド、パロットイエローのスタンダード3色に加え、タンク、フレーム、シート等を組み合わせることにより、全285通りのカラーオーダープランを設定している。

このバイク、未だ街中を走っている姿を一度も観た事がない・・・。売れてないのか??
シャリイ 1972年7月登場 当時価格7万3000〜7万8000円

乗降性や操作性を徹底的に考慮した女性層をターゲットにしたファミリーバイク。
モデル的にはカブとダックスの中間的存在。

クラッチ操作のいらない自動遠心クラッチを採用し、ギヤはローとハイの2速ミッションのみ。
さらにはそのユニークな車体デザインも手伝って、狙い通り女性ユーザーを数多く獲得した成功バイクといっていいだろう。

また、同じ車体、同じデザインで2ストエンジンを搭載したシャレットもあった。
こちらはVベルト式のオートマチックミッションを搭載していた。
R&B 1977年4月登場 当時価格12万8000円

モンキーよりも一回り大きなフレームに、CB50系の空冷4ストエンジンを搭載したミドルレジャーバイク。
初期型は、「ユーザーのオリジナルティを引き出すため」にロゴやステッカーなどを一切貼らず販売された珍しいバイクだ。

足廻りに大きくピックアップを取る事で悪路走破性を高め、フロントとリアにキャリアを装備し、積載性も抜群。

現在のトラッカー&オフ車ブームに影響され、再び人気を博している。
ラクーン 1980年3月登場 当時価格13万9000円

アメリカンとロードスポーツを融合させたシティ派アメリカン??
今観ると少し奇妙なスタイルに見えるが、アメリカンなバックハンドルと低いシート高で運転は楽チンだ。JAZZやマグナのシートを少し高めに設定したような運転姿勢かな?

エンジンはMB系のパワフルな2ストエンジンを採用し、外見とは正反対にキビキビと元気に走るバイクに仕上がった。

ちなみに、この当時の国産バイクはフロントホイールサイズがリアホイールサイズより大径というのが一般的だった。
パルホリデイ 1978年4月登場 当時価格7万9000円

こちらも現代のSORO同様、一見自転車か?と間違えそうな原付バイク。

エンジンも空冷2ストエンジンを採用し、2.2馬力とかなりパワーも押さえ込まれた。クルマの流れに関係なく、のんびり走るためのバイク、という事か。

キャリアを前後に装備し、積載性は申し分ない。また、当時としては珍しかった、積算計付きスピードメーターを採用していた。
NS‐1 1991年1月登場 当時価格27万9000円

当時全盛だったレプリカブームの中、レーサーレプリカの外見とは裏腹に、ダミータンク内にメットイン機能を搭載し、走行性と実用性を兼ね備えた新しい形のフルサイズロードスポーツ。
初期型はヘッドライトがNSR250風の台形型の一灯、後期型はRVF風の丸目二灯に変更された。
燃料タンクはシートカウル内に設置され、給油口はシートカウル後方にある。
メンテナンス性にも優れ、安定した大きな車体に実用性も高いとあって、若者を中心に大ヒットを記録した。
ただ、その車体の大きさゆえに、車重もクラス最大となってしまいNSR50に比べ加速性や旋回性は著しく劣ってしまった。車格は125ccクラスと同等。

90年代後半、惜しまれつつも排ガス規制によって絶版車に。
しかし、今尚若者に人気のある名車と言えるだろう。
NSR50 後期型 1995年2月登場 当時価格26万9000円

ミニレーサーレプリカとして大人気を博していたNSRが、各部パーツの見直しやポテンシャルアップ、カウリングの変更を行うビッグマイナーチェンジを果たした。

外観は、HRCワークスマシン「NSR500」のイメージをダイレクトに受け継ぐスタイリッシュな新形状のリアカウルを採用。
エンジンは吸排気系・キャブレター廻りを見直し、クラス上限の7.2馬力は健在。

現在では新車価格の26万9000円以上の価格で取引されている事も珍しくない。
ノーティダックス 1973年7月登場 11万8000円

低中速を重視した新設計のエンジンを搭載した、モンキーより一回り大きなR&Bと共通のフレームを採用したミドルレジャーバイク。

フレームが大きくなったとはいえ、小回りもモンキーと遜色ない程だった。
タイヤは極太の全地形用タイヤを採用し、機動性を重視した作りになっている。

シートは長めにデザインされ、長身の人でも無理のないライディングポジションを実現した。
NS50F 1987年2月登場 当時価格20万9000円

CBR250Fourをデザインベースに、一体感溢れるハーフアッパーカウル・シートカウルを採用したフルサイズロードスポーツバイクだ。

エンジンはNSRで定評のある水冷2ストエンジン。もちろんクラス上限の7.2馬力を発生させ、パワフルな走りはNSR譲り。車重も重くなく、NS-1よりも運動性能は上だった。

スポーツタイプらしく、ヘッドライトはデュアルタイプに、フロントにディスクブレーキを採用と装備も十分。
他のモデルに比べ値段も安価であり、このバイクも若者を中心に人気を博した。
モトラ 1982年6月登場 当時価格16万5000円

モンキー系よりもレジャーを強く意識して作られた、積載性にこだわった新しいレジャーバイク。

エンジンにはカブ系の丈夫な空冷4ストエンジンを採用。前後に大型キャリアを装備した。
また、悪路走破性を重点に設計されており、柔らかめに設定されたサスペンションにバルーンブロックタイヤを採用している。

これまた、無骨なネイキッドスタイルが人気を呼び今現在プレミアとなっている。
モンキー 1967年3月 当時価格6万3000円

HONDAを代表するミニレジャーバイク。バイク好きならこの車名必ず聞いた事があるだろう。
その小さい車体はクルマにもラクラク積める事が出来、子供から中年まで年齢を問わず、デビュー以来現在も愛され続けている名車の中の名車。

このモンキーの原型は、1960年代初頭、ホンダが作った遊園地多摩テックで手軽にエンジン付きの乗り物を体験してもらおうと設置したのが最初。
市販一号型は5インチホイールにサスはリジットという簡易なモノだった。

デビューから40年近く経つが、この間に数多くの改良・派生型が生まれている。
またカスタムパーツも豊富で、300万以上かけて自分だけのモンキーを作っている人も多数いるのだ。
ちなみに、初期型のモンキーは超が付くほどプレミア。
モンキーR 1987年3月登場 当時価格15万9000円

モンキーをレーサー風に改良(?)したバージョン。
ツインチューブフレームにリヤサスをモノショック(一本)を採用、セパレートハンドルにフロントディスクブレーキを装備。エンジンも4.3馬力にパワーアップまでした高性能振りだ。
エンジン以外ほぼオリジナルなので、モンキーとは別のバイクとなってしまった。
が、生産終了となった後も人気が耐える事はなく、今現在も中古市場では高値で推移している。

サイズはモンキーと大差ないため、セパレートハンドルでの運転操作は大人ではかなり厳しい。このため、翌年にはアップハン・全地形用タイヤを装備したモンキーRTを発売した。
こちらがRT。ハンドルを変えても基本的なポジションのキツさは変わらないのであった・・・
ドリーム50 1997年2月登場 当時価格32万9000円

50ccながら、新開発の4バルブDOHC単気筒エンジンを採用した、60年代に世界を驚愕させたWGPマシン「RC110」のレプリカ。

細く長いロングタンク、前後18インチホイールに赤く塗られたフレームなど、ムードはまさに当時のレーサー。

ただし、レーサーレプリカという事で、低いセパレートハンドルの採用でかなり窮屈な前傾姿勢を強いられる事になり、長距離ツーリングなどにはあまり向いていない。

しかし、当時のRC110の活躍を知る世代の人達から観れば、その所有感はひとしおであろう。
非常に美しいバイクである!
ゴリラ 1978年8月登場 当時価格10万8000円

モンキーをベースに、大型タンクに幅広シート、フロントキャリアを追加したゴージャスバージョン。
モンキー・ダックスとともに「大人のおもちゃ」として今現在も生産され続けているロングセラー。

モンキー同様、ミニマムサイズに両手で持ち上げられるほど軽い車体はクルマにも楽に積む事が出来、レジャーバイクとしてはモンキー以上に使えるバイクだ。
ベンリィCL50 1970年8月登場 当時価格6万9000円

カブ系の空冷4ストエンジンに消音効果を徹底した長いサイレンサーが特徴的。

アップハンドルに大型シート、視認性抜群な大型独立メーターの採用で、ライダーを疲れさせないよう考慮した作りになっている。

現在、マニアの間では70万以上の値段で取引される事もあるプレミアバイクだ。
MBX50 1982年3月登場 当時価格18万6000円

MB‐5の成功により、満を持して製作されたMB系のフルモデルチェンジ版フルサイズロードスポーツ。当時、ヤマハのRZ50と人気を二分した。

エンジンは上限の7.2馬力を搾り出す新設計の水冷2ストエンジン。このエンジンが後のNS系水冷エンジンのベースとなる。
リッター73kmという驚異的な燃費を誇るエンジンに、プロリンクサスペンション2ポッド油圧ディスクブレーキなど、当時としては最強のスペックを誇った。

デザインベースは当時の名車CBX400。
MTX50 1982年3月登場 当時価格16万5000円

CRM系以前のHONDAを代表する、ヤマハのDT50に対抗すべく作られたフルサイズ本格オフロードスポーツ。

エンジンはMB系の空冷2ストエンジンに排気デバイスを採用し低速からパワフルな走りを実現。フロント21、リア18インチのホイールとプロリンクサスの採用で足回りも強化した。

DT人気には勝てなかったが、貴重なフルサイズボディ50ということもあり現在プレミ価格だ。
ロードフォックス 1984年7月登場 当時価格13万9000円

3輪駆動「スリーター」シリーズ中、最もスポーツ性を重視して開発された、バギー風デザインのスリーターシリーズのフラッグシップ。

エンジンは4馬力と少々抑え気味だが、パイプ構成のフレームや独特のライディングポジションは当時の若者を熱狂させた。
ジャイロ X 1982年10月登場 当時価格17万9000円

リア2輪駆動の安定性抜群スリーター。

雪道や不整地での走破性を高めるノンスリップ・デフ(LSD)を駆動軸に採用。
また、写真にはないが防風・防雨効果を発揮する大型のウインドシールドを標準装備している。
5馬力を発生させるトルクフルな空冷2ストエンジンに、リアには大型のクーラーボックスを楽々積めるほどの大型キャリアを備える。

現在はカスタムベースとして、若者に人気だ。
ビート 1983年12月登場 当時価格15万9000円

50ccスクーターでは世界初の水冷エンジンを搭載。

フロントグリル奥にラジエーターを、グリル左右にヘッドライトをデザインした二灯型。
さらに、可変トルク増排システム「V‐TACS」の採用で50ccクラス最強の7.2馬力を発生させた。

発売当時は冷却系のトラブルが目立った時期もあったが、そのスタイリングは今観ても斬新でカッコいいいと思いませんか??
DJ‐1R/RR 1986年3月登場(RR:88年1月) 当時価格12万9000円(RR:13万6300円)

DJ‐1をベースに排気系を変更し5.5馬力に出力アップ。
10インチにサイズアップしたホイールにハイグリップタイヤ、チャンバータイプマフラーにエアロアンダーカバーとを装備と、ベース車とは別格の走りを追求した。

さらには88年にRRを発売。
新設計のシリンダーを採用し、最高出力を6.8馬力にアップさせたカッ飛びスクーター。
中低速域重視のセッティングでかなりのスポーティな走りを見せた。
ディオ 1988年1月登場 当時価格12万6000円

87年に登場し爆発的ヒットを記録したタクトに続き、シート下に大きな積載機能を誇るメットインを採用して登場した。
メットンの容量は26リットル、フルフェイスのヘルメット+αを余裕で収納することが出来た。

スリムな車体に取り回しも抜群で、男女問わず若者を中心に大ヒットを記録、現在までもその車名を受け継ぎ、様々な派生・発展型が登場した。

90年発売の最終型ディオは、フロントキーシリンダー下に収納スペースを追加、また燃料タンクを5リットルに増設した。

このディオは、発売から生産終了までの3年間で77万台を売り上げた爆発的ヒットとなった。
スーパーディオ SR/ZX 1990年12月登場(ZXは92年2月登場) 当時価格13万4000円・SR14万5000円・ZX15万9000円

88年発売のディオのフルモデルチェンジ版。
大容量のメットインスペースはそのままに、ガソリンタンクをフロア下に移動、容量も4リットルから5リットルへ大きく拡大する事が出来た。
6.8馬力を発生させる空冷2ストエンジンは扱いやすく、シリーズを合わせてまたもや爆発的ヒットを記録する事になる。

SRはフロントに油圧式ディスクブレーキを採用し、エンジンも吸う排気系を見直し7.0馬力にパワーアップした。

ZXはリアにハイマウントストップランプを増設し、エンジンはクラス最強の7.2馬力を搾り出す、クラス一スポーティなバージョンに仕上がった。
Gダッシュ 1989年1月登場 当時価格14万3000円

カッ飛び系スクーターDJシリーズをベースに吸排気・燃焼効率を徹底的に見直し、中速域のさらなるポテンシャルアップを狙ったモデル。

エンジンはDJ‐1RRの6.8馬力そのままで、フロントにディスクブレーキをを採用したスーパースポーツモデルだ。
フラッシュ 1983年12月登場 当時価格10万9000円

当時としてはスタイリッシュなデザインのオシャレなバイクとして登場したが、5馬力を発生させるパワフルな空冷2ストピストンリードバルブエンジンを搭載、鋭い加速力を見せた。
さらにはタコメーターを装備したタイプSもラインナップされていた。

当時としては目新しかった、MF(メンテナンスフリー)バッテリーを採用していた。
DJ‐1 1985年4月登場 当時価格10万9000円

前後8インチホイールを採用し、小回りと扱いやすさを狙ったスクーター。

内外装を大胆に塗り分けたカラーリング、ボディ同色の前後ホイールなど、ファッション性も考慮している。
ジョルノ 1992年3月登場 当時価格18万9000円

ベスパ風のネオクラシカルなデザインで、年齢を問わず女性をメインに大ヒットを記録。
エンジンも5.6馬力とパワフルな扱いやすい特性のセッティングだった。

セミロングシートの採用や広いフロアも魅力だった。メットインスペースも必要十分な20リットルを確保、使い勝手も満足と言えるレベルだ。
ジョルカブ 1999年8月登場 当時価格18万9000円

ジョルノのボディをベースに、カブ系の空冷4ストエンジンを組み合わせた、環境へ配慮した異色のモデルだ。

カブ同様、4速リターン方式のギアチェンジが楽しめ、スクーターのユーティリティとミッション車の派走る楽しみを両立したい人にはお勧めの一台といえるだろう。
ジュリオ 1998年87月登場 当時価格16万9000円

世界的に有名なベスパをイメージに、全体的に丸みを帯びた四角いフォルムが特徴的なスクーター。
カラーリングもツートンカラーとし、カラーバリエーションも豊富で、若い女性層に人気だった。

メットイン機能の加え、スタンドをメットイン内でロックできる「ロックイン」を採用。防犯にも力を入れたモデルだ。
ライブディオ SR/ZX 1995年1月登場 当時価格14万4000(ライブディオ)・15万7000円(SR)・17万9000円(ZX)

前作スーパーディオシリーズのフルモデルチェンジ版。
流線型のデザインにマルチリフレクターをヘッドライト・テールランプに採用。
メットインに加え、スタンドをロックできる「ロックイン」も装備。
SRはフロントディスクブレーキを追加、ZXでは最高出力7.2馬力のエンジンに、さらにリアハイマウントストップランプを追加し、スポーティに。

96年式からは3本スポークのホイールが6本スポークにモデルチェンジ。
さらに99年式からは環境への配慮で最高出力が6.3馬力にダウン、マフラーには触媒を採用した。
スマートディオ DX/Z4 2001年3月登場(Z4は2002年3月登場) 当時価格15万9000円・DX17万9000円・Z418万9000円

2001年3月に発売された5馬力を発生させる水冷4ストロークエンジン搭載のDio・DioDXは、「クリーン」「エコノミー」「サイレント」「タフ」をコンセプトに開発し、環境性能はもとより軽快な走りと低燃費を実現し、幅広い層でユーザーを獲得したスクーターだ。
メインスイッチ、メットインシートオープンスイッチ、ハンドルロックの操作をメインのキーシリンダー1ヶ所で行えるよう配慮、加えて盗難防止用にシャッターキーを採用している。

2002年3月に発売されたZ4は、フロントディスクブレーキの採用にフロントフォークをゴールドアルマイト調に、リアにはハイマウントストップランプを追加し、スタイリッシュに。
クレアスクーピー 2001年1月登場 当時価格17万9000円

環境に及ぼす害を軽減すべく、水冷4ストエンジンを採用した次世代のスクーター。


ランクアップモデルの「i」では多機能液晶メーターパネル、さらにはアイドリングストップ機能を採用し、環境への配慮に一層重点を置いている。
カレン 1979年9月登場 当時価格8万9000円

「可憐なスタイルを持つバイク」というコンセプトからその名が付けられたファミリーバイク。
しかし、可憐な、とは裏腹に3.1馬力の空冷2ストエンジンは軽快な走りを見せた。

リアキャリアに追加して、フロントに専用の籠を装着する事が出来るようになっている。
カレンMタイプでは簡単始動のオートチョーク付きセルモーターを装備した。
モトコンポ 1981年11月登場 当時価格8万円

同時期に発売され、若者に人気だった乗用車「シティ」のトランクに専用ベルトで固定できる、車載用コンパクトスクーター。

車載用という事で、42kgの車重に加えてハンドル・シート・ステップを折りたたむ事が出来、フラットな長方形に変化出来るよう工夫されている。
また、ガソリンやバッテリーの液漏れ防止機能も装備。

全長1185mmの車体サイズや8インチのホイールと、通常のスクーターに比べれば若干安定性に劣るが、その独特なスタイリングにプレミアが付き、現在も高い人気をキープしている。
スカッシュ 1981年10月登場 当時価格8万8000円(スタンダードモデル)

車重46kgのミニサイズボディに3馬力を発生するミニマムスクーター。
ミニサイズながら、大きなアップハンドルや広いシートの採用で大人でも疲れないポジションで操作できた。

スクーター初の折りたたみ式ハンドルや、セルモーターを装備したモデルなど、3つのバリエーションがあった。

無段変速機構は路上での車の流れに乗るのはやや厳しいものだったが、その愛くるしいスタイルで人気車種となった。
ちなみに、当時のカタログには芸能界でお馴染みのタモリが起用されていた。
ストリーム 1981年11月登場 当時価格19万8000円

「近未来」をデザインコンセプトに開発された、リア2輪駆動のスリーターシリーズ第一弾。

車重74kgのボディに3.8馬力のエンジンの組み合わせで、ゆったりとしたエンジン特性を持つ。

装備では、フロンとカウル内にトランクを設け、特徴的なバックレフト付きシートは3段階の調節が可能だった。
タクト 1987年1月登場 当時価格13万9000円

発売当時の愛称は「メットイン・タクト」。
シート下にフルフェイスが丸々収納できるメットインスペースを採用。

エンジンも5.8馬力を発生させる軽快な2ストエンジンを採用、扱いやすさにも定評があった。
また、発展型モデルでは、電動式スタンドを搭載したアシストモデル「スタンドアップ・タクト」もある。センタースタンドを地面まで下ろすと、後は自動でスタンドが稼動する仕組みだ。
タクト 1980年9月登場 当時価格10万8000円

ロードパルの発売・大ヒットでファミリーバイクブームに火を着けたHONDAが、さらなる充実を見込んで登場させたモデル。

外装を樹脂製とし、大人でもゆったり座れる移住スペースを確保。さらにリアサスにオイルダンパーを採用した快適な乗り心地を実現し、その完成度の高さからロードパルを凌ぐ大ヒットとなった。

メーターパネル内にはオドメーター・電気式燃料計・オイル残量警告灯をビルトイン。セルモーターも一万円アップで追加出来た。
ズーク 1990年2月 当時価格8万9000円

90年代のHONDA版「チョイノリ」。
89年の東京モーターショーに参考出品されていたが、スタイルそのままで翌年登場。

まるでスケートボードを連想させるようなそのデザインは、当時大いに話題を呼んだ。
乾燥重量41kgという軽い車体に、3.3馬力を発生させる空冷2ストエンジンを搭載。

シートにヘルメットをかぶせた状態でロックできたり、車体中央にキー付き小物入れを持つなど、使い勝手も十分考慮されていた。
ロードパル 1976年3月登場 当時価格5万9800円


べダルでゼンマイを巻いて、その力でセルを回すユニークな機能を搭載。

気軽に自転車感覚で遠出が出来るという利便性から、老若男女問わず、当時大ヒット。
今に至るスクーターブームの火付け役となった貴重な一台だ。
ジョイ 1983年10月登場 当時価格9万9800円

女性をターゲットにしたせいか、スリーターの中でも一番軽量な46kgの車重が売りだった。

写真にはないが、標準でフロントに専用の籠を装備しており、それでいて価格は10万円を切る低価格だった。

非常に軽い車体とスリーター一の取り回しの良さで、当時は中高年の女性に人気があった。
ジョルノクレア/ジョルノクレアデラックス 1999年6月登場(デラックスは7月) 当時価格18万9000円(デラックスは19万9000円)

環境への配慮が取り立たされる中、ジョルノも新開発の水冷4ストエンジンを採用。
80kgに迫る車重を4.8馬力の水冷単気筒エンジンが軽快に走らせた。

デラックスには、量産2輪車初のアイドリングストップ機能を搭載。
この採用を機に、HONDAにとどまらず各社が一斉に次世代に生き残る為次々と環境対応型へとバイク作りを変えていった。
today 2002年8月登場 当時価格9万4800円

「気軽に乗れる」「手軽に買える」「親しみやすい」をコンセプトに開発された、現代のスクーター価格にしては驚異的な安さを実現したスクーター。

しかし、ただ安いと言う訳ではなく、装備は充実。
環境に配慮した空冷4ストエンジンに、ディスクブレーキこそないものの、前後連動のコンビ・ブレーキ、22リットルのメットインスペース、盗難防止システムも標準装備。

また、10色のカラーバリエーションから選ぶ事が出来、発売されるや大ヒットとなった。
スーパーカブ50 1958年8月登場 当時価格5万5000円

1958年、故 本田宗一郎自ら陣頭指揮を取って開発された、HONDAの象徴的モデル。

耐久性・低燃費を実現した4ストOHVエンジンと自動遠心クラッチの組み合わせに加えて、大型のレッグシールドを装備するなど、当時海外で人気が高かったモペットの「日本版」ではないオリジナルバイクに仕上がった。そして、世界中でのベストセラーを記録したのである。

その乗り手を選ばない素直な操縦性、初期コンセプトは今現在でも変わる事無く受け継がれている。
また、このカブを原型に、新聞配達などのビジネス仕様のプレスカブ、カスタム志向のリトルカブなど、数多くの派生型が生まれた。
イブ 1983年9月登場 当時価格7万2000円

当時販売されていたスクーターの中では一番軽量だった、女性をターゲットに開発されたモデル。レッグシールドを横幅に大きく設計したのも女性が運転する場合を意識した物だ。

車重は僅か34kgと、頑張れば女性でも両手で持ち上げられる程軽いバイクだった。
初期はキック始動のみだったが、のちにセル付きイブもラインナップされた。
リード50 1988年3月登場 当時価格19万5000円

「リードって便利だな♪」のCMとは関係ないが、好評のメットインに加えてフロントカバーにインナーボックスを備えた多機能スクーター。

ヘッドライトはデュアルライトとし、視認性をアップ。
キーを抜いてもガソリン残量がわかる燃料系や押すだけで自動的に戻せる扱い易いプッシュキャンセル式ウインカー、MF(メンテナンスフリーバッテリー)を採用し、操縦性を高めている。
ジョーカー50 1996年7月登場 当時価格23万8000円

スクーターのスタイルにアメリカンの特徴を融合させた異色のスクーター。

各部にはアメリカンらしくメッキ処理を施し、ハンドル廻りはカスタム風にまとめられている。
フロントにはディスクブレーキを採用、メットイン、低めのシートと操作性と収納性は抜群。

しかし、デザインやコンセプトは斬新だったものの、価格設定が高すぎたせいか販売戦略的には失敗気味であったようだ。



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